「Last Holiday」(2006)は、日本未公開作品ですが、面白かったので、一度紹介しています(http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/35681615.html)が、ほんわか系のラブコメ映画などで、海外(とくにアメリカ)で受けているのに、日本で公開されない作品が結構あるようです。
オーストラリア・ブリスベン在住のguchさんが、米国シアトルの飛行機便往復22時間で、機内で映画三昧だったようですが、多くは日本未公開だということでした。
(「機内じゃ、映画三昧に限る」http://blogs.yahoo.co.jp/guch63/62488715.html)
そこで、私も機内で見て、”なぜ公開されないんだ”的作品を3本、紹介します。
まず、↑上のTrailer(予告編)にある「Last Holiday」。歌手、女優としても存在感のあるクイーン・ラティファ(「シカゴ」「TAXI NY」「主人公は僕だった」)が主演。これは面白い。会社ではうだつが上がらない女性従業員(ラティファ)だったが、異性に対しての「妄想」だけは、人一倍大きい(この妄想が、ああなってこうなってと、実に面白い)。
ところが、あるとき、医者からポリープが見つかったとかで、余命3週間と宣告されてしまう。
そこで、その女性の取った行動とは・・・!
(ネタばれ: 「こうなったら、贅沢三昧してやるぞ!」と全財産を口座からおろして、最高におしゃれして、高級ホテルに宿泊して・・・という豪華な旅行にでるのだった!
見違えるようなレディとして、豪華ホテルを闊歩するわけですから・・・ヨーロッパの大金持ち、セレブたちの目にとまり・・・笑)
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「Prime」(2005)は、メリル・ストリープが、セラピストに扮して、アラサー女性の悩み相談を受ける話。この女性に「キル・ビル」のユマ・サーマン。ユマは、ボーイフレンドとの悩み相談をするが、メリルは、詳しく話を聞くことに・・・。
その中身は、夜の生活にまで微に入り細に入りと及ぶが、聞いているうちに、その相手とは、どうも自分の息子である・・・と知ることで、アドバイスはどうしたものかと複雑な気持ちに・・・(ユマは気がつかないが・・・といったコメディだが)
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「Edison」(2005)は、警察内部の内幕もの。「LAコンフィデンシャル」には遠く及ばないが、「LA」にも出ていたケヴィン・スペーシーのほか、モーガン・フリーマン、LL・クールJなどが出演。フリーマンは、相変わらずうまい。この映画では、一人ダンスを踊ったり、茶目っ気のあるところも見どころ。スペーシーは、かつらをつけていたのか、不似合いだった(笑)。
と、まあ未公開映画があるが、B級映画に面白い映画もあるので、DVDくらいになればいいのか・・。