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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「マディソン郡の橋」(1995)</span>


マディソン郡の橋」は、映画化されると知って、1990年代半ばに原作を読んだ。

その後、しばらくして、楽しみにしていた映画を観た。

原作のカメラマン、キンケイドには、監督でもあるクリント・イーストウッドが扮した。

最初の印象では、原作と比べて、ちょっと年齢が行き過ぎているのではと思った(笑)。

物語はシンプルで、夫と子供2人が4日間出かけている間に、マジソン群に住むフランチェスカメリル・ストリープ)が、偶然道を尋ねるために車でやってきたキンケイドに出会い、親密になって分かれるまでのわずか4日間が描かれる。

予告編:(再生不可と出ますが、下の窓枠を押してください。)

The Bridges Of Madison County Trailer

1989年冬。
アイオワ州マディソン郡フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)の葬儀を出すために集まった長男のマイケル(ヴィクター・スレザック)と妹のキャロリン(アニー・コーリー)は、母の遺書に「死んだら火葬にしてほしい」とあるのに当惑する。

2人は彼らに当てた母の手紙と日記を読み始めるのだった・・・。

その内容が、画面で語られていく・・・。




20数年前にさかのぼる1965年秋。

フランチェスカは結婚15年目で単調な生活を送っていた。夫のリチャード(ジム・ヘイニー)と2人の子供がイリノイ州の農産物品評会に出掛け、彼女は4日間、一人で家にいることになった。

新鮮で開放的な気分になった彼女の前に、プロ・カメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が現れ、道を尋ねた。彼は、珍しい屋根付きのローズマン橋の写真を撮りに来ていたのだった。

フランチェスカはキンケイドの魅力に引かれ、その晩、夕食に誘う。彼が宿に帰った後、「明日の晩、もう一度いかが?」とのメモを、明朝の撮影で彼が訪れる橋の上に残した。翌日、2人はホリウェル橋の上で落ち合った。

二人は次第に打ち解け合い、キンケイドは新しいドレスを着た彼女の手をとり、ダンスを踊った。自然の成り行きで一晩中愛し合った2人は、次の日、郊外でピクニックを楽しんだ。

残り時間がわずかなことに気づき始めた彼らは、その夜、親密に抱き合った。最後の朝はぎごちなさと不安の中で迎えた。フランチェスカは「これはお遊びなの?」となじるが、彼は「一緒に来てくれ」と言う。

悩み苦しんだ末に、荷物をまとめた彼女だったが、家族のことを思うその顔を見て、キンケイドは去った。夫と子供たちが帰ると、元の日常が戻った。

数日後、夫と買い物に街に出掛けた彼女は、降りしきる雨の中、立ち尽くすキンケイドの姿を見た。車から出ようとドアのノブに手をかける彼女だが、どうしてもできない。そして、彼とはそれきりだった。(このあたりの、心の葛藤は、観ているほうが、締め付けられる)。

1979年、夫リチャードが死去。

彼の死後、フランチェスカはキンケイドに連絡をとろうとしたが果たせず、やがて彼の弁護士が彼の死を報せ、遺品が届いた。手記を読みおえたキャロリンとマイケルは、母の秘めた恋に打たれ、2人は母の遺灰を彼女が愛したキンケイドと同じように、あの橋から撒いた。(HPを中心に)

またまた、メリル・ストリープがうまい!

当代の女優では、演技派No.1ではないかと思うほど。

最近でも「ダウト」や「マンマ・ミーア!」などで活躍中だ。


大人のラブストーリーとして、名作といえるでしょう。

二年半前に一度記事にしています。





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