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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(32)「晴れた日に永遠が見える」(モンタン、ストライサンドのミュージカル)</span>



                 ↑「晴れた日に~」のポスターと下は、モンタンと踊るシーン
 
 「晴れた日に永遠が見える」(1970年)ミュージカル映画
 シャンソン歌手として名高いイブ・モンタン(その当時は、「Z」「告白」など歌わない役が
 多かった)が久々に、歌を披露した。バーブラ・ストライサンドと歌う、映画タイトルの
 ”On a Clear Day You Can See Forever"は圧巻。

 (物語)不思議な超能力を持つヒロイン(B・ストライサンド)の唯一の悩みは、煙草を
 吸いすぎることだった。カウンセラー(Y・モンタン)のもとで催眠療法を行なううち、
 彼女が過去に、何度となく生まれ変わり、遠い未来でカウンセラーとの結婚が定められている
 ことが分かるという、ファンタジックなラブ・ロマンス。

 ストライサンドは、1968年「ファニーガール」(ミュージカル)で、アカデミー賞主演女優賞
 受賞(同じ年、キャサリン・ヘプバーンの「冬のライオン」と女優賞を同時受賞)しており、
 翌年1969年にも「ハロー・ドーリー!」(ミュージカル)で主演しており、当時としては
 ライザ・ミネリ(「1971年「キャバレー」でアカデミー主演女優賞受賞)と歌唱力と実力で
 二分していた。1972年には、ハリウッド・スター・マネー・メイキングの5位(69年10位、
 70年9位)というスーパースターでもあったのである。

 この映画の後、「追憶」(1973)で、ロバート・レッドフォードと共演するなど
 1970年代前半のハリウッドを代表するスターでありました。ライアン・オニールとは、
 結婚寸前で破局。その後もゴシップは絶えなかったようです。そのあたりも大物です(笑)。

 わがままぶりも、有名であったようです。巨匠ウイリアム・ワイラーに対して、
 新人女優ながら、「ハロー・ドーリー!」は、舞台で798回も演じているとして、
 監督に従わず、自説を通したり、何百人ものエキストラを使って撮影が終わった
 シーンの取り直しを要求したり・・・、実力があったので、会社側は、
 屋台骨が傾いたといわれるほどでも、やり直したといいます。まあ、大物でした。


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