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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「その女を殺せ」(原題:The Narrow Margin、1952)を見る。見ごたえあるサスペンス・ノワール。

映画「その女を殺せ」(原題:The Narrow Margin、1952)を見る。原題は「僅差」「小差」「辛勝」などのことで、間一髪でと言った意味。どんでん返しが連続する見ごたえのあるサスペンス・ノワール作品。とくに列車内、個室と言った密室での攻防が見どころ。

全体的に「北北西に進路を取れ」などのヒッチコックのサスペンス映画を見ているような感覚。

監督は「罠を仕掛けろ」などのリチャード・フライシャーで、のちの「海底二万哩」「ヴァイキング」などの作品で知られる。

 

<ストーリー>
マフィアのボス殺害事件の重要証人であるニール夫人(マリー・ウィンザー)をロス市警のブラウン刑事(チャールズ・マグロー)がシカゴからロサンゼルスまで列車で護送することになった。

ブラウン刑事が相棒と夫人を迎えに行ったシカゴのアパートで、相棒がギャングの手下に撃ち殺されてしまう。

明らかに、ニール夫人の証言を妨害する狙いを持った者たちが彼女の命を狙っているのだ。

ブラウン刑事は、ニール夫人とともにロサンジェルス行きの列車に乗り込むが、ニール夫人の命を狙っている連中も乗ってきた。

ブラウン刑事は、本来相棒のために確保していた個室をニール夫人に使わせ匿(かくま)った。

ギャングたちの目的は、ニール夫人が握っているリストの入手で、ギャングは金銭で買収して奪おうとするが、ブラウン刑事は拒否。そうこうするうちに、ブラウン刑事はアン・シンクレア(ジャクリーン・ホワイト)という女性と知り合うのだが…。

 

・・・
途中でまさかのどんでん返しもあり、最後まで飽きさせない。70分という長さもちょうどいい。

太っちょの巨漢の男が登場するが、本人は「太っていていつも嫌われている」などと語るが、列車の通路で、人が通るたびに、やっと通り抜けができるありさま。

しかし、通路をふさいでしまう巨体が盾となって、押し寄せる新聞記者の一団を食い止めて、背中から記者の取材目当ての人物を移動させられるという食い止め効果もあった。

シンクレアの息子トニーという子供が味付けとなっている。好奇心が旺盛でブラウン刑事が銃を持っていることに気付き「泥棒」と決めつけ、母親に訴える。

 「泥棒でしょ?」(トニー)

ブラウン刑事は機転を利かせて「(男同士の)秘密」として何かを耳打ちして伝えるとわかったと満足して、その後は泥棒扱いしなくなるなどのユーモアもある。

以下ネタバレ
証人のニール夫人は本物ではなく、女性刑事(監察官)が扮していた!敵を欺くには味方からということと、ブラウン刑事らを監視するためでもあった。本物のニール夫人は、実はアンという女性だった。

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