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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

ドラマ「MBO(マネジメント・バイアウト)~経営権争奪・企業買収の行方~」(WOWOW、2007)を見る。

      

ドラマ「MBO(マネジメント・バイアウト) ~経営権争奪・企業買収の行方~」(WOWOW、2007)を見る。三上博史主演で、企業買収や経営権争奪をテーマとしたサスペンス作品。
企業買収というテーマを背景に、信頼と裏切りが交錯する人間ドラマと、リアルでスリリングな企業サスペンスが展開されるところが面白い。 

共演俳優では業界の大物役の平幹二朗や、経済界のご意見番的な役の品川徹の存在感が目立つ。

<あらすじ>
大手デパート「ギャラクシー・デパート」の社長・小野里英一(三上博史)は、グループ総帥・成海紘次郎(平幹二朗)から非常勤取締役への昇進を打診される。

しかし、それは実質的な解任と給与削減を意味していた。さらに同業他社への転職禁止の誓約書を求められ、窮地に立たされる。

途方に暮れる小野里に、副社長の真鍋(高橋克実)は信頼できる女性弁護士の大木遥(森口瑤子)を紹介する。大木は小野里に、投資家を見つけてギャラクシー・グループの株の過半数を取得し、経営権を争奪するMBO(経営陣による企業買収)を勧めてくる。

予想外の提案を最初は真に受けない小野里だったが、次第にその決意を固めていく。
しかし、企業買収を巡る策略や駆け引きが複雑に絡み合い、壮絶な戦いが繰り広げられる。

・・・
弁護士・大木遥役の森口瑤子のカッコいいこと。登場シーンはラフな格好でカフェのゲーム機に興じるなどやんちゃな印象だったが、取締役会にはスーツ姿で決めて登場するシーンの落差。森口瑤子の凛とした佇まいときっぱりとした言い方がかっこよく印象的。

大木遥は、弁護を引き受ける前に伝えることがあるという。実はロンドンの大学から年俸36万ドル(約5,000万円)の教授のオファーがあり、あす出発の予定というのだ。

小野里に本気度があるかどうか確かめると、そんな好条件があるならと小野里はあきらめる。その後、ギャラクシーグループ総帥に相談すると、大木の父親と親交があり「遥ちゃんか」と懐かしそうに語り、その大木遥なら信用でき任せるに足るというのだ。

当日、大木遥が成田空港を出発する直前に急いで成田に向かう小野里。
小野里の本気度を確認した大木遥は航空券を破り捨て、弁護士として作戦を組み立てる。ギャラクシー・デパートが一度は、ホワイトナイトとしてアメリカのファンドが過半数の株式を取得。

ところが、一部支店の閉鎖や、従業員の削減など利益優先で社員の生活を考えないやり方が露呈。

グループ総帥が元の株を買い戻し、小野里は会社を去ることに。
大木遥は「私のことは?」と聞くと、小野里は「解任します」。大木遥は「ありがとう。空港まで来てくれて」と言い残し去っていく。うーん、クール。

それにしても、近年「文春砲」なるスキャンダル報道があったが、このドラマでも、依頼者(社長)と女性弁護士の親しそうな会食の写真がスクープとして雑誌に掲載。

タイトルがおどろおどろしい。「苦境の会社社長が女性弁護士と色恋に狂い」(笑)。

企業の乗っ取りを巡る民事裁判で「こんな週刊誌記事がでるとは」と憤る小野里。遥は、裁判官が週刊誌を見ることはないが、見出しのみが多くの人の目に触れる電車のつり革広告に現れるというのが相手側の目論見といい、裁判官の心証を悪くするという。

<主な登場人物>
■小野里 英一:三上博史…ギャラクシー・デパート社長。
■大木 遥:森口瑤子(ようこ)…優秀な弁護士。
■真鍋 広介:高橋克実…ギャラクシー・デパート副社長。
■岸辺 庄太郎:浅野和之…取締役。
■姉大路 公一:陰山泰…取締役。
■小野里 和也:中村星哉…取締役。
■長島 康夫:品川徹…経済団体副会長。
■小野里 彩子:洞口依子…英一の妻。
■成海 紘次郎:平幹二朗…ギャラクシーグループ総帥。

<スタッフ>
原作 - 牛島信
脚本 - 寺田敏雄
監督 - 松田秀和

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