
「映画 ラストマン‐FIRST LOVE‐」(2025)を松竹系シネコンMOVIXさいたまで見る。JRさいたま新都心駅直結のショッピングモール「Cocoon City」内にあるこの劇場は12のスクリーンがあり、一つはDolby Cinema対応。


福山雅治演じる全盲のFBI捜査官と大泉洋演じる孤高の刑事がバディを組み、数々の難事件に挑む姿を描いた2023年放送のテレビドラマ「ラストマン 全盲の捜査官」の続編となる映画版。
この映画は、最強バディ刑事ドラマであるとともに、兄弟の宿命、タイトルにFIRST LOVEとあるように、主人公が初恋相手と再会するラブストーリー、 国家レベルの陰謀を描いたサスペンスでもある。
今回は舞台が北海道の札幌や函館ということで、主人公のラストマンことFBI特別捜査官・皆実広見(福山雅治)が、回転寿司のネタがおいしいので「なまらうまい」と何度も言う。これに対し、相棒の刑事・護道心太朗(大泉洋)が「北海道をバカにしてません?」とやり返すのが面白い。
なまらは「すごい・とても」を意味する北海道弁。ちなみに、埼玉県北部では「なから」(たいへん、非常に)という言葉がある。「これはなからうまいんね」(これは大変うまい)などと使う。
北海道のスター・大泉は、映画の中で「東京出身なのに、なぜか北海道は故郷のような気がする」(大泉自身は北海道出身)と北海道への愛着が人一倍強い。
皆実はアメリカでの滞在経験もあり「了解です」の代わりに「Agree(同意する)です」という。匂いや音などに敏感で、靴音を聞いただけで訓練されたFBI捜査官と見抜く。
警察内部のスパイをあぶりだす罠を仕掛けるなどにもたけている。スパイが誰かが観客はミスリードされそうになるが、実は…だったり。再会した元恋人が別人というのも鋭く見抜く。
学生時代の初恋のパートも比重が大きく、さまざまな思い出が皆実の胸に去来するラストもいい。


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皆実広見と初恋の相手ナギサ・イワノワの学生時代を演じている若手俳優の濱田龍臣と當真あみが、大人になってからの二人と違和感がなく、なかなかいい。
<ストーリー>
2年後、再び日本を訪れた皆実と彼に呼び出された心太朗(大泉洋)は、ある事件のため北海道へ向かう。そこで出会ったのは、皆実(みなみ、福山雅治)の学生時代の初恋の人・ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)だった。
事件に巻き込まれ謎の組織に追われているナギサを守るため再びタッグを組んだ皆実と心太朗は、FBI、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が潜んでいた。
<主な登場人物>
■皆実(みなみ)広見:福山雅治(学生時代:濱田龍臣)…全盲のFBI特別捜査官。どんな難事件も解決する“ラストマン”(最後の切り札)と呼ばれる優秀な捜査官。過去の事故で視力を失っているが、聴覚や嗅覚など他の感覚を研ぎ澄ませることで活躍する。映画では、日本に滞在後アメリカでの研修を終えた後、再び日本に呼ばれ事件に関わる。
■護道(ごどう)心太朗:大泉洋…警視庁捜査一課の刑事(警部補)。頑固で直感重視、逮捕率も高く、皆実とは性格が真逆だが相性抜群のバディ。先のドラマで皆実と実は兄弟(血縁関係)であることが明らかになった。
■護道 泉:永瀬 廉…警察庁内閣官房人事課人材交流企画室室長(管理官)。
■吾妻ゆうき:今田美桜…警視庁刑事部捜査支援分析センター・技術支援捜査官。
■ナギサ・イワノワ:宮沢りえ(学生時代:當真あみ)…皆実の初恋の相手で世界的な天才エンジニア。衛星監視システムなどを開発しており、謎の組織から狙われる存在となる。
■クライド・ユン:ロウン…FBI捜査官。第2期交換研修生。皆実の元同僚として皆実をライバル視し、皆実越えを目指す。
■ニナ・イワノワ:月島琉衣…ナギサの娘。母親の危険な状況と重要事件に関係して行動する。
■グレン・アラキ:寛一郎…国際テロ組織「ヴァッファ」の最高幹部。ミッションはある人物の誘拐。
■デボラジーン・ホンゴウ:木村多江…在札幌合衆国総領事館総領事。
■佐久良円花:吉田 羊…警視庁捜査一課佐久良班・主任刑事(警部補)
■馬目吉春:松尾 諭…警視庁捜査一課佐久良班のベテラン刑事。
■長谷川壮太:奥 智哉…警視庁捜査一課佐久良班の若手刑事。
■護道京吾:上川隆也…北海道警察本部本部長(警視監)。
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