
映画「インサイド・マン2」(原題:Inside Man: Most Wanted、2019)は、2006年公開のスパイク・リー監督による犯罪スリラー映画「インサイド・マン」の続編。前作とは監督やキャストが異なり、新たな物語が展開される。前作同様の緊張感と巧妙なプロットでスリリングな展開が最後まで飽きさせないが、俳優陣、音楽などで前作と比べると見劣りがする。
<ストーリー>
武装した銀行強盗グループが連邦準備銀行を襲撃し、多くの客を人質に立てこもる事件が起こる。その方法は数年前に起きたの銀行強盗事件と同様な手口で、人質に強盗団と同じユニフォームを着せるというもの。

強盗団のリーダーは冷静で計画的なアリス・ギブソン(ロクサンヌ・マッキー)で、彼女たちは銀行の金庫室へのアクセスを要求し、巧妙な計画を実行していく。
解決に当たるのはニューヨーク市警(NYPD)の刑事で交渉人のレミー・ダーボン(アムル・アミ―ン)とFBIの交渉人ブリン・スチュアート(レイ・シーホーン)。

2人はこの事件の背後に隠された真実を探り、銀行強盗団に立ち向かうが、事件現場に駆けつけた警察と交渉人が、事件の裏に隠された“真の目的”に迫っていくが…。
・・・
前作に劣らず頭脳戦、駆け引きがスリリングに描かれていく。
<クライマックスでは、まさかのどんでん返し>

強盗団のリーダーと思われていた人物は、実は囮(おとり)だった。真の黒幕は、なんと警察関係者として現場に潜り込んでいた女性だった。彼女は一切の証拠を残さず、見事に完全犯罪をやり遂げてしまうというオチ。
<主な登場人物>
■レミー・ダリス:アムル・アミ―ン…ニューヨーク市警(NYPD)の刑事で、事件解決のために奔走する人質交渉人。
■ブリン・スチュワート:レイ・シーホーン…FBI捜査官で、FBIの講師も努める。ダリスと協力して事件の真相に迫る。
■アリエル・バラッシュ/アリス・ギブソン:ロクサンヌ・マッキー…金髪の銀行強盗の主犯。「お尋ね者(指名手配中)」。冷静かつ計画的な人物。目的は銀行の金庫室に隠されたナチスの財宝とその関連書類を手に入れることだが、真の目的は…。
■エヴァ・バラッシュ:ジェシカ・サットン…銀行強盗団の1人。
■ジョゼフ:ウルス・レヒン…銀行強盗団の1人。
■アンシュ・ラマチャンドラ:アクシャイ・クマール…FBIエージェント。
・・・
ナチスの残した金塊は無事、と思わせておいて実は金塊を溶かして柵の形にして、清掃業者に化けた犯人たちが運び出したという大掛かりな仕掛け。
アリエルが強盗を計画したのは、アリエルの兄ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)が、前作でネオナチに人質にとられていたのを救出するため?そしてブリンに最後の仕事を託し、ネオナチに金塊を引き渡す役割と見せかけて全員を逮捕するという作戦だった。
エンディングでは、一件落着したことから、ダリスがブリンにお疲れ様の意味で「お茶をご馳走するよ」というシーンで終わるが、アリエルはどうなったかなどの説明もなく、まだ続編がありそうな終わり方だった(2025年の時点で第3弾はなし)。
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