

ドラマ「SHOGUN 将軍」(全10話)は、徳川家康をモデルとした「関ヶ原の戦い」前夜の日本の1600年の時代劇。あわせて異人(イギリス人のジョン)と鞠子との淡いラブストーリーも描いている。首がスパッと切られて飛ぶシーンや、腹を掻っ切るシーンがかなりグロい。 さらには遊女のエロいシーンもちらほらと突然現れるので、家族で見るときは要注意。


【全10話のあらすじ】は以下の通り。
- 第1話「按針(あんじん)」
1600年の日本。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は5人の大老によって治められていた。関東地方を治める大名・吉井虎永(真田広之)は、かつて太閤の寵愛を受け、太閤の子が成人するまで、命をかけて守ることを誓っていた。
しかし、大阪城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略で「不当に領土を拡大し、世継ぎの母である落葉の方を人質としている」と糾弾され、自由に身動きがとれないばかりか、いつ首をはねられてもおかしくない状態にあった。
そんなある日、イギリス人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針/コズモ・ジャービス)が乗り込んでいたエラスムス号が、虎永の領地である網代の漁村に漂着する。その船を見た網代領主の樫木央海(金井浩人)は、叔父で武将の樫木藪重(浅野忠信)を呼び寄せ、按針たちを捕虜にした。
- 第2話「二人の主君に仕えて」
ブラックソーンは、英語を話せる戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、虎永と対面する。窮地の虎永は“按針”と呼ばれることになったこのイギリス人の存在が、会合の分裂を誘い、自身に生き残るチャンスを与えるものだと感じていた。
一方、宣教師たちは、按針がイエズス会とカトリック信者に脅威をもたらすことを危惧していた。按針の手記を公開すれば、彼が海賊行為で死罪になると考えたが、同時に自分たちの“秘密”も暴露されるかもしれないのだ。
按針は虎永に、カトリックの国々がアジアを植民地にしようと暗躍していることを伝え、虎永はポルトガル船の出港を禁じる。その夜、虎永たちの寝床が暗殺者によって襲撃される。
狙いは虎永かと思われたが、その日は虎永のはからいで、按針と部屋を交換していた。結果として未遂に終わった暗殺者のターゲットは、按針だったのだ。
- 第3話「明日は明日」
按針の暗殺未遂事件後、緊張に包まれていた大坂城。囚われの身になっている虎永は、夜明け前、家臣の藪重を呼びだした。藪重は、自分の裏工作がバレたのではないかと死を覚悟したが、虎永は同盟を確認し、藪重に、按針と虎永の正室・桐の方(洞口依子)を安全な領地・網代に連れていくという危険な任務を課した。
しかし、藪重たちの出発直前、宿敵の石堂がやってきて、部下を護衛につけるよう強要する。その一方で、大坂に残ると見せかけた虎永もまた、大老たちの監視の目をかいくぐり、大坂城から脱出する策を講じていた。
極めて厳重な警備を突破し、辿り着いた港は封鎖されるが、虎永は宣教師に助けを求め、彼らが江戸に教会を建てる許可と引き換えに、何とか港を脱出する。
- 第4話「八重垣」
危機一髪の大坂脱出の後、虎永たちは、藪重の領地である網代(あじろ)の小さな漁村に戻った。網代に戻った按針は虎永から「旗本」の位を与えられ、虎永の信頼する武将で親友の戸田広松(西岡徳馬)を祖父に持つ宇佐見藤(穂志もえか)を正室に迎えた。そして虎永は、按針に西洋式の砲術を兵に教えることを命じ、網代を離れる。

按針は、海戦の知識を頼りに、大砲のデモンストレーションを行うと、その威力と正確性が藪重たちを驚かせた。慣れない日本語を操りながら、兵と修練の日々を過ごす按針だが、ある日、五大老の使者が網代を訪れる。大坂城への出頭を命じる使者と、家臣の藪重、按針たちの間に緊張が走
- 第5話「父の怒り」
虎永の息子・吉井長門(倉悠貴)の策略である大砲攻撃で、石堂配下の根原烝善(ノブヤ・シマモト)を暗殺し、茫然自失となった網代の人々のもとに、軍勢がやってきた。
一方、江戸に戻っていた虎永の傍らには、戦死したはずの文太郎こと戸田広勝(阿部進之介)がいた。烝善の死を知った虎永は、身勝手な行動に出た長門を厳しく諌める。
大老の職を辞し、使者を葬った虎永は窮地に立たされる。さらに藪重は村にスパイがいるのではないかと疑うようになる。誰が味方で、誰が敵なのか――情報が錯綜するなか、虎永は石堂たちに立ち向かうべく兵を集め、準備を整えるが、誰もが想像しなかった危機に襲われる。
その頃、江戸にいた太閤の側室・落葉の方(二階堂ふみ)が大坂城に帰還。彼女は石堂に“あること”を依頼する。
- 第6話「うたかたの女たち」
通訳を務める鞠子と、落葉の方は幼い頃、ともに遊び、ともに育った間柄だった。はつらつとした少女時代を送っていた鞠子だが、父・明智仁斎(ユタカ・タケウチ)の希望を受け入れ、文太郎と結婚。
やがて、父が主君に対する謀反人となったことで一族が処刑される。一方の落葉は、明智の逆心で命を奪われたかつての権力者・黒田信久(尾崎英二郎)の娘。
そして、亡き太閤の側室で、太閤の子を産んだ唯一の女性として、大坂で政治的影響力を握ることになる。
また、虎永は「望むような役目は果たせない」と出国を訴える按針に、伊豆で一番の遊女である菊(向里祐香)との時間をセッティング。そこで菊は、按針に“うたかた”の意味、そして、自身の役割を説明する。
決起に向け準備が進むなか、大坂では石堂がほかの大老たちから主導権を握るべく暗躍。双方の緊張が極限まで高まり、ついに“その時”が訪れる。
- 第7話「線香一本の時」
虎永のもとに、異母弟・佐伯信辰(奥野瑛太)がやってきた。虎永は一流の遊女・菊に信辰の相手をさせようとするが、遊郭の女主人は、その見返りとして虎永に“線香一本分”の時間の面会を申し出る。
その夜、虎永と佐伯は、仲間たちと酒を酌み交わし、佐伯から若き日の虎永の姿が語られる。虎永は佐伯とともに戦うことを願い、佐伯は加勢に対する見返りを口にする。
血を分けたふたりの兄弟が、ついに同じ場所に集ったのだ。しかし、虎永は予想外の事態に直面する。実は佐伯は、裏で石堂とつながり、虎永に代わって大老におさまっていたのだ。石堂が求めるのは、大老としての虎永の降伏と、息子・長門の切腹。信頼していた弟の裏切りで、虎永は最大のピンチに陥る。
- 第8話「奈落の底」
石堂に追い詰められた虎永が降伏を宣言。暴走した息子・長門は、返り討ちに遭い、命を落とす。喪に服すため江戸に帰る虎永の表情は、生気を失っている。
一方、大坂では、石堂が落葉の方に縁組を申し出るが、尼僧になった太閤の未亡人・大蓉院(AKO)は、落葉に「石堂と一緒になってはならない」と言い残してこの世を去る。
静かに敗北したいと宣言し、家臣たちに同意の署名を求める虎永。しかし、家臣であり、虎永の友でもある広松は、降伏はできないと虎永に言い放つ。
「殿が気持ちを変えないならば、いまここで腹を切る」という広松に「死ぬがよい」と返す虎永。長きにわたり、固い絆で結ばれ、虎永にとっては唯一無二の親友でもあった広松は、鋭い眼差しに信念を宿らせながら、最期の瞬間を迎えようとしていた。
- 第9話「紅天」
広松の切腹劇に隠された、にわかには信じがたい事実が発覚。そして、家族を失った鞠子がキリシタンになった、過去のいきさつも明らかになる。
大坂にたどりついた藪重は、貢物として按針を石堂に差し出す。幼少期をともに過ごした落葉の方と再会した鞠子は、石堂に「虎永は1カ月後に大坂にやってくるが、その前に虎永の正室・桐の方と静の方を連れて江戸に戻る」と宣言する。
虎永の家族を“預かっている”石堂だが、その実態は人質。石堂は鞠子の言葉をはねのけるが、鞠子は自らの命に変えてでも、虎永から授かった使命を遂行し、ふたりを江戸に連れ戻すという。
ついに虎永の家族を連れ出して、出発しようとする鞠子。しかし、彼女たちの行く先を阻もうとする者たちが現れる。裏で糸を引くのは、なんと藪重だった。
- 第10話「夢の中の夢」
襲撃によって大坂に動揺が広がるが、五大老は、江戸にいる虎永に攻め入ることを決断。按針は藪重とともに虎永の領地・網代に戻る。
藪重は謀反の疑いで、網代につくと拘束され、切腹を命じられる。そして、按針は自分の船が何者かに壊されているのを知り、犯人を探そうとするが、虎永に止められる。藪重の切腹の日。介錯を務めることになった虎永は静かに語り出す。
それは虎永が長年にわたって遂行してきた秘策の正体、誰も予想できなかった衝撃の真実、この国への思い、そして未来に向けた壮大な策の全貌だった。
「四丁目所蔵」ブルーレイにて鑑賞。
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