「侍タイムスリッパー」が快挙達成!
日本アカデミー賞で最優秀作品賞受賞!
邦画の祭典「第48回日本アカデミー賞」の授賞式で「侍タイムスリッパー」が最優秀作品賞と編集賞を受賞した。同作は安田淳一監督が脚本、撮影、編集など一人で12役を兼ね、ほぼ自己資金で製作した作品。東京のミニシアター1館から上映が始まり全国に拡大、ヒットした。fpdの「邦画一押し作品」だったので、うれしい(笑)。
「侍タイムスリッパー」の安田淳一監督
「正体」は監督賞(藤井道人)、最優秀主演男優賞(横浜流星)最優秀助演女優賞(吉岡里帆)の3部門でが受賞した。
最優秀主演男優賞の横浜流星は一家惨殺事件の殺人として逮捕されるも脱獄して複数の別人になりすましながら潜伏する七変化ぶりの難役で存在感を示した。
最優秀主演女優賞は「あんのこと」で薬物中毒などにもがく少女を熱演した河合優実が予想通りの受賞。この映画の河合優実を見れば、最優秀主演女優賞は「一択」(笑)。
2024年の日本映画界で大躍進した河合優実
「キングダム 大将軍の帰還」は、撮影、照明、録音の技術部門と最優秀助演男優賞(大沢たかお)の最多4冠の受賞となった。
今年は、全体的にバランスの取れた納得のいく選出だったような気がする。
主要各部門受賞は以下の通り。
■作品賞:「侍タイムスリッパ―」(安田淳一監督)
■監督賞:藤井道人「正体」
■主演男優賞:横浜流星「正体」
■主演女優賞:河合優実「あんのこと」
■編集賞:「侍タイムスリッパ―」
■撮影賞:佐光朗「キングダム 大将軍の帰還」
■照明賞:加瀬弘行「キングダム 大将軍の帰還」
■録音賞:横野一氏工「キングダム 大将軍の帰還」
■音楽賞:三浦真澄「はたらく細胞」
■外国作品賞「オッペンハイマー」
■アニメーション作品賞「ルックバック」
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優秀新人賞受賞者たちに対して、昨年度「PERFECT DAYS」で最優秀主演男優賞受賞の役所広司が「映画界の先輩たちはみなさんの味方ですから、自信をもって思いっきり自由に演じていってください」と激励していた。大御所俳優からのアドバイスに新人俳優は熱心に耳を傾けていた。
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