
「ビーキーパー」(原題:The Beekeeper, 2024)はジェイソン・ステイサムと「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督がタッグを組んだ無敵ヒーローが死の果てまで追いかける痛快・爽快リベンジアクション。
今年(2025年)1月劇場公開され早くも配信(アマプラ)開始。



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アメリカの片田舎で養蜂家(ビーキーパー)として隠遁生活を送る謎めいた男アダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)。ある日、彼の恩人である善良な老婦人エロイーズ・パーカー(フィリシア・ラシャド)がフィッシング詐欺に遭って全財産をだまし取られ、絶望のあまり自ら命を絶ってしまう。
怒りに燃えるクレイは、詐欺組織への復讐を誓い、社会の害悪を排除するべく立ちあがる。世界最強の秘密組織「ビーキーパー」に所属していた過去を持つクレイは、独自の情報網を駆使して詐欺グループのアジトを突き止める。
単身乗り込んだ末にグループ・アジトのビルごと爆破。その後も怒とうの勢いで事件の黒幕に迫り、事態はFBIやCIA、傭兵部隊や元同業者まで入り乱れる激しい闘争へと発展していく。




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ジェイソン・ステイサムが恩人のために復讐に立ち上がるが、手加減なしに暴れまわる超絶アクションに度肝を抜かれる。ステイサムの大立ち回りのための映画ともいえる。
かつての秘密組織「ビーキーパー」は、極秘の組織だが、犯罪組織の元締めの母親である大統領が、ビーキーパーの名前を聞いただけで恐れ「白旗」を挙げる。ビーキーパーに対しては勝ち目はゼロで、事実を話して許しを請うという態度になるほど。
蜂(ミツバチ)に関連したセリフが随所で登場するが「蜂の群れを乱すものがいれば、女王蜂でも、すげ変えなければならない」(クレイ)。
クレイが犯罪組織に一瞬捕えられ「(シェークスピアのセリフである)生きるべきか(To Be)、死ぬべきか(Not to Be)、どちらを選ぶ」と聞かれると「ビーを選ぶ」と応えるのだ(蜂=ビ―)だけに(笑)。
詐欺集団のコールセンターの中心者の客に対する話術が巧みで、高齢者をまんまとだましていくシーンがすごい。ほかのオペレーターにも、よく聞いておけと命令し、客から大金をだまし取るとガッツポーズで、まわりのオペレーターたちも拍手喝采(笑)。
老婦人がパソコン操作に疎いのも詐欺に引っかかる要因だが、誘導されてしまう怖さ。

<主な登場人物>
■ダム・クレイ:ジェイソン・ステイサム…引退した養蜂家。秘密組織「ビーキーパー」の元工作員。屈強で無敵の強さ。

■デレク・ダンフォース:ジョシュ・八チャーソン…「ダンフォース・エンタープライズ」のCEO。裏で複数の詐欺組織を統括する。母親が米国大統領。
■ウォレス・ウエストワイルド:ジェレミー・アイアンズ…元CIA長官で「ダンフォース・エンタープライズ」の警備主任。
■ミッキー・ガーネット:デヴィッド・ウィッツ…ダンフォース傘下の詐欺組織「UDG」のリーダー。エロイーズを騙し、その全財産200万ドルを盗み取る。
■ヴェローナ・パーカー:エミー・レイヴァ―=ランプマン…FBI捜査官。エロイーズの娘。
■ジェシカ・ダンフォース:ジェマ・レッドグレーブ…アメリカ合衆国大統領。デレクの母でウォレスの雇い主。
■ジャネット・ハーワード:ミニ・ドライバー…現CIA長官。ウォレスに事態の収拾を依頼される。
■エロイーズ・パーカー:フィリシア・ラシャド…クレイの隣人の老婦人でヴェローナの母。元教師で慈善団体の理事。詐欺によって自身の財産と管理していた団体の資金総額200万ドル(約3億円)を全て奪われ、それを苦に自殺する。

■アニセット・ランドレス:メーガン・レイ…「ビーキーパー」の工作員でクレイの後任。クレイの始末を依頼される。
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「ビーキーパー」(原題:The Beekeeper)
監督:デヴィッド・エアー
脚本:カート・ウィマー
出演:ジェイソン・ステイサム、ジョシュ・ハッチャーソン、ジェレミー・アイアンズ
2024/アメリカ・イギリス/105分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:平井かおり/PG12
日本公開:2025年1月3日(金)全国公開
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