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【WBC】侍ジャパン、メキシコをサヨナラで撃破!明日の決勝戦でアメリカと対決!

大試合で、こんな劇的な幕切れは見たことがない。まるで、絵にかいたような逆転劇だった。現地レポーターの後ろでは、ファンたちが日本人だけでなくメキシコ人までもが興奮気味に歓声を上げていた。

侍ジャパンの村上宗隆内野手(ヤクルト)が9回、劇的な逆転サヨナラ二塁打を放ちメキシコに6x-5で勝利した。優勝した2009年の第2回大会以来3大会ぶりの決勝進出を決めた。あす21日(日本時間22日)の決勝戦ではスター軍団のアメリカと対戦する。

1点ビハインドの9回無死一、二塁でヤクルト・村上宗隆内野手サヨナラ2点適時打を放ち試合を決めた。

村上内野手は試合後のインタビューで「何度も三振をして、何度も悔しい思いをして、その中でチームメイトがすごい、点を取ってくれて、助けてくれて。最後に打席が回ってきた。最後、僕が決めましたけど、本当にチーム一丸となった勝ちかなと思っていますし、期待に応えられてよかったです」と劇的な一打を振り返った。

4回に先発・佐々木朗(ロッテ)が3ランを被弾。0-3のままの苦しい展開だった。6回までは打線も沈黙。5回からは2番手で山本(オリックス)が登板。何とか無失点で踏ん張った。
しかし、3点を追う7回に吉田正オリックス)が右翼ポール際へ同点の3ラン。「追いついたのでここから勝ち越しましょう。お待たせしました」と興奮気味に振り返った。

だが、直後の8回に山本、湯浅が踏ん張りきれず2失点。再び追う展開になった。それでも8回に代打・山川の左犠飛で追いつき、なおも2死一、二塁のチャンスを作ったが、近藤が見逃し三振に倒れていた。

9回表は大勢(巨人)が無安打無失点の好投で流れを呼び込み、劇的サヨナラ打につなげた。

打つべき日本の村上様は、素晴らしい強運の持ち主だ。明日のアメリカ戦は予想通りの強豪で、いよいよ侍ジャパンの優勝だ

 

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