「恐竜100万年」などで知られる女優ラクエル・ウェルチが14日亡くなった。82歳。家族が明かしたが、死因は不明。
ラクエル・ウェルチは「最もセクシーなビキニ姿」に選ばれたこともあり、B94・W58・H90のボディサイズで“20世紀最高のグラマー”と称された。
1940年にシカゴで生まれた。
1966年の映画「ミクロの決死圏」に出演し名前を知られるようになった。この映画を劇場でみたときは、どうやって撮影したのかと驚いた記憶がある。
その年に出演した「恐竜100万年」では、セリフは少ないものの大胆なビキニ姿で原始人を演じて大ブレイク。一躍ハリウッドのセックスシンボルになった。
その後「三銃士」（1973）ではゴールデン・グローブ賞の主演女優賞（ミュージカル/コメディ部門）を受賞、俳優としても高い評価を得ていた。
2001年にはリース・ウィザースプーンの大ヒット映画「キューティ・ブロンド」に出演。劇中の裁判に登場する被害者の元妻、ウィンダム・ヴァンダーマーク前夫人を演じた。
1995年、雑誌「エンパイア」はウェルチを「映画史の中でも最もセクシーなスター100人」の1人に選出した。また雑誌アメリカ版「プレイボーイ」も「20世紀の最もセクシーなスター100人」の3位に選んでいる。
グラマラスな魅力で世界を虜にしたウェルチ。
歴代セックスシンボルBEST50にもマリリン・モンロー、リタ・ヘイワースなどとともに登場している。50年にわたるキャリアで映画30本以上、テレビドラマ約50本に出演した。
蛇足だが、大昔、ラクエル・ウェルチと「007ドクターノオ」のウルスラ・アンドレスとどちらも野性的なグラマラス女優でときどき混同することがあった（←なんでや）。
ご冥福をお祈りいたします。
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