映画の中でよく使われる言葉に"blah blah blah" というのがある。日本語で「なんとかかんとか」や「ほにゃらら」に相当する表現のようだが、汎用性の高い表現だという。
映画「カモン・カモン」(2021)で、叔父と甥の会話では、とにかく話や話題でかみ合わないことが多い。相手が話した時に、ちんぷんかんぷんだ、全くわからないということを相手にやや皮肉を込めて「blah blah blah」と使っていた。
お互いに「お前の言っていることはわかんね~blah blah blahだ」と。この映画の字幕翻訳者・松浦奈美は「ぺらぺら、ぺーらぺら」と訳している。「ぺーらぺら」(=薄っぺらい)という意味を掛けている名訳か(笑)。
叔父と甥がお互いにblah blah blah(ブラァ・ブラァ・ブラァ)の応酬合戦を演じていた。
戸田奈津子の後継者ともいわれる売れっ子の松浦奈美の名前を映画のエンデッィングで目にすることが多い。
ちなみに、作品は相当数に上る。「ロスト・イン・トランスレーション」「ゴーン・ガール」「ブレード・ランナー2049」などのほか最近ではイーストウッド監督主演の「運び屋」などがある。
- パッション
- いまを生きる
- マレーナ
- 戦場のピアニスト
- ブラックホーク・ダウン
- ロスト・イン・トランスレーション
- インファナル・アフェア
- 8 Mile
- アレックス
- シェフとギャルソン、リストランテの夜
- シンプル・プラン
- キャスパー:誕生編
- ツイステッド
- チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
- イングロリアス・バスターズ
- ブラック・スワン
- ソーシャル・ネットワーク
- 悪の法則
- アナと雪の女王
- あなたを抱きしめる日まで
- マンデラ 自由への長い道
- J・エドガー
- ゴーン・ガール
- アメリカン・スナイパー
- イントゥ・ザ・ウッズ
- イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
- チャッピー
- 完全なるチェックメイト
- ブリッジ・オブ・スパイ
- ブラック・スキャンダル
- キャロル
- ヘイトフル・エイト
- ある天文学者の恋文
- ハドソン川の奇跡
- 女神の見えざる手
- 沈黙 -サイレンス-
- マグニフィセント・セブン
- エイリアン: コヴェナント
- 王様のためのホログラム
- ブレードランナー 2049
- ジグソウ:ソウ・レガシー
- ザ・サークル
- オリエント急行殺人事件
- ワンダーストラック
- ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
- 君の名前で僕を呼んで
- 運び屋
- 世界の涯ての鼓動
- アナと雪の女王2
- ロスト・マネー 偽りの報酬
- ハウス・オブ・グッチ
- スティルウォーター
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この記事もblah blah blah(ぺーらぺら)だ!(笑)。
ミュージックビデオ(MV)で「blah blah blah」というのもある。
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