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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

ドラマ「夜がどれほど暗くても」(全4話、WOWOW)の1・2話を見る(Netflix)。

       

ドラマ「夜がどれほど暗くても」(全4話、WOWOW)の1・2話を見る(Netflix)。原作は、中山七里の報道サスペンス小説。


週刊誌記者・副編集長というスキャンダルを“追う側”から息子のスキャンダルで“追われる側”となった本人と家族を描く。週刊誌記者役に上川隆也が扮している。

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週刊誌編集部では、若手スタッフの中には、他人のスキャンダルを暴いて売り上げを伸ばすというやり方に納得でいない社員もいた。

ちまたにあふれる数々のスキャンダルを暴いて売り上げを伸ばしてきた大手出版社の雑誌「週刊時流」の副編集長の志賀倫成(上川隆也)は、若手社員に「この仕事は嫌われてなんぼの世界だ」というのが持論。


そうした社の方針を理解できないやつはやめればいいという。そんな人間は何をやってもうまくいかないと叱咤する。


ジャーナリストとしての自負を持ち、充実した生活を送っていた志賀倫成に思いもかけない事件が起こる。


ある日、大学生の息子がストーカー殺人を起こし、その場で命を絶ったことで、幸福だった生活は崩れ去るのだった。


スキャンダルを追う立場から一転、容疑者の家族として追われる立場になった志賀は、別の雑誌へと左遷され、理不尽な報道やネットを飛び交う噂などで精神をすりつぶしていく。


妻ともうまくいかなくなり、そんな絶望的な状況の中、ある少女との出会いから志賀は再び突き動かされるのだが…。
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週刊誌記者という仕事は、雑誌の売り上げ部数至上主義。部数を伸ばすためには、他人のスキャンダル、プライバシーに踏み込んでいき、それをセンセーショナルに取り上げて、競合他誌を出し抜くという厳しい世界。


そんな記者兼副編集長の息子が、ある夫婦殺人事件の容疑者になって、本人も自殺してしまう。息子は、他人を殺すような人間ではないと、息子は無実という記事を掲載する。これが被害者の苦しみにさらに油を注ぐ結果になり、ネットでは炎上する事態に。


事件を追う特捜部は、早く決着して、起訴に持ち込みたいが、現場の捜査で、確証がやや揺らぎつつ…といった展開に。

出演は「花咲舞が黙ってない」「遺留捜査」などの上川隆也、その妻役に羽田美智子、特捜関係で原田泰造、髙嶋政伸、出版社編集長に高橋克実、出版社の吹き溜まり部門の責任者に鈴木浩介


とくに左遷で飛ばされてきた元副編集長に対する鈴木浩介の怪優ぶりがすさまじい。ほかに、霧島れいか加藤シゲアキ岡田結実(ゆい)、螢雪次朗(ほたる・ゆきじろう)(”けいせつ・じろう”と読まれることが多い)など。

 

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