8月26日から公開される「アキラとあきら」に続いて、池井戸潤原作の映画の公開が続く。池井戸潤の小説「シャイロックの子供たち」の映画化とキャストが22日発表された。
主演は阿部サダヲで、主なキャストとして上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介などが名を連ねている。映画の公開は2023年2月17日に決定。
「シャイロックの子供たち」は、累計発行部数50万部を突破の池井戸によるベストセラー小説。今年の秋にはドラマ化される(2022年10月、主演:井ノ原快彦)。
今回の映画は池井戸作品を映画化した「空飛ぶタイヤ」(2018)の本木克英監督と製作チームが再集結。小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーが展開するという。
本作は、銀行の支店で起こった現金紛失の事件をきっかけに浮かび上がる人間模様を描く群像劇。阿部サダヲが東京第一銀行・長原支店のベテラン「お客様係」西木雅博を演じる。上戸彩は同じ支店で働く北川愛理、玉森裕太は北川とともに銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていく田端洋司に扮する。
主な出演俳優の役柄は以下の通り。
阿部サダヲ:西木雅博(東京第一銀行・長原支店・お客様係)
上戸彩:北川愛理(同・長原支店)
玉森裕太:田端洋司(同・長原支店)
柳葉敏郎:九条馨(同・長原支店・支店長)
佐藤隆太:滝野真(同支店のエース)
橋爪功:石本浩一(不動産会社社長。滝野に近づく)
柄本明:沢崎肇(長原支店の客:映画オリジナル)
佐々木蔵之介:黒田道春(東京第一銀行本部検査部。長原支店を調査)
原作者の池井戸潤は「映像化が難しいこのミステリーをどう解きほぐし、真実を明かすのか。ぜひ劇場に足を運んでいただき、驚倒の顛末を見届けてください」と期待を高める言葉を寄せている。
■池井戸潤原作の映画
「空飛ぶタイヤ」(2018年6月15日公開、監督:本木克英、主演:長瀬智也)
「七つの会議」(2019年2月1日公開、監督:福澤克雄、主演:野村萬斎)
「アキラとあきら」(2022年8月26日公開、監督:三木孝浩、W主演:竹内涼真、横浜流星)
「シャイロックの子供たち」(2023年2月17日公開、監督:本木克英)
※池井戸作品の映画は、黙って劇場に走る(自転車で。)
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