ヒット曲「東京の灯よいつまでも」で知られる演歌歌手・新川二郎（のちに二朗に改名）が21日、死去。82歳。石川県出身。地元の高校を卒業後、金沢のレジャー施設の専属歌手として歌っていたところを村田英雄にスカウトされ、新栄プロダクションで修業を重ねた。
その間に北海道出身の北島三郎が事務所入りして先にデビュー。新川二郎は、北島三郎の名前に関して、当時の西川幸男社長が「北の島から来たから北島。二郎と三郎どっちがゴロがいいか。三郎の方がいいか」と芸名を決めたという逸話を、生前よく口にしていたという。
北島の芸名にならなかった「二郎」が自身の芸名となり1962年に「君を慕いて」でデビュー。東京五輪が開催された1964年に「東京の灯よいつまでも」がミリオンセラーとなり、同年のNHK紅白歌合戦に初出場。1979年「二朗」に改名。昨年もシングル「天・地・人」を発売。今年デビュー60周年を迎えていた。
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新川二郎（二朗）：1939年（昭14）11月2日生まれ、石川県出身。1962年のデビュー曲「君を慕いて」はいきなり45万枚を売り上げた。デビューから半世紀以上「1942年生まれ」と公称していたが、2016年に戸籍通り「1939年生まれ」に変更することを公表して驚かせた。
新川二郎といえば「東京の灯よいつまでも」と言われるほど大ヒットした。
♪雨の外苑 夜霧の日比谷～♪
今でも、ソラで歌える。そのほかの曲はあまり知らない。歌謡界の大御所となり、馬主（「キタサンブラック」）としても知られる北島三郎とは異なり地味な印象だったが、昭和歌謡史に歌は残る。
ワインは受け付けないことが分かったので、「東京の灯よいつまでも」を聴きながらノンアルで偲びます。
ご冥福をお祈りいたします。
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