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映画「ラテン・ジゴロになる方法」(原題:How to Be a Latin Lover、2017)を見る。

ラテン・ジゴロになる方法」(原題:How to Be a Latin Lover、2017)を見る。日本での劇場公開はなくAmazonで配信(現在Netflix で配信中)。監督は「なんちゃって家族」のケン・マリーノ

主演は「ジオストーム」や最新作に「コーダ あいのうた」があるエウヘニオ・デルベス。共演は「デスペラード」のサルマ・ハエックオースティン・パワーズ」シリーズのロブ・ロウなど。

そして、つまらなければ途中で止めようと見始めたら、オープニングの出演者の中にあっと驚く女優の名前が出てきたので、最後まで見た(笑)。“ジゴロもつらいよ”というドタバタおバカコメディ。

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21歳のマキシモヴァディル・デルベス)は富裕層の老婦人相手のジゴロとして生計を立てていた。そんなある日、彼は2倍以上も年の離れた女性と結婚することになった。念願だった逆玉を達成したマキシモは喜びで一杯になっていた。

それから25年後。

 

46歳になったマキシモエウヘニオ・デルベス)は80歳になった妻との生活に飽き飽きしていたが、パートナーに飽きているのは妻も同じだった。若いセールスマンにのぼせ上がった妻はマキシモを捨てたのである。

豪邸から追い出されることになったマキシモは居場所を求めて転々。最終的に妹のサラ(サルマ・ハエック)の家に居候することになった。マキシモとは長らく疎遠だったサラだったが、実の兄を見捨てるわけにもいかなかった。

そんな恩を受けたにも拘わらず、マキシモは小さなアパート暮らしに不満を抱いており、一刻も早くセレブ生活に戻る方策を探していた。

ひょんなことから、10歳の甥・ウーゴ(ラファエル・アレハンドロ)のクラスメートの祖母セレステ・バーチ(あっと驚く女優)が金持ちの未亡人であることを知ったマキシモは直ちに行動を開始するのだった。

マキシモがウーゴに女性を引きつけるためのテクニックを伝授していると、自身と甥の間の絆が深まっていることを実感。予期せぬ感覚に戸惑うマキシモだったが、往時の魅力を取り戻すべく必死で努力した。

しかし、天才ジゴロの才能をもってしても、寄る年波には勝てなかった。ショックに打ちひしがれるマキシモにさらなる災難が降りかかった。マキシモがジゴロ稼業に復帰しようとしていることを知ったサラが憤慨し、兄を叩きだしたのである…。

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大富豪の妻に捨てられた元ジゴロが新しい相手を探すために奮闘しながら巻き起こす騒動を描くコメディ。若いころは大富豪の豪邸のプールで肉体美をアピールしていたが、40代後半になった主人公が、若づくりをするために、ひげや胸毛や髪の毛を、化粧室にあったなんと靴磨き用クリームで真っ黒に染める。

いざプールに飛び込んだはいいが、染料が落ちて、プールは大汚れ。プールから上がった男が富豪の女性に声掛けしても空振り三振(笑)。

10歳の甥が同じ小学生のかわいい女子に告白できないと悩んでいると、元ジゴロが方法を伝授。その女子の祖母が大金持ちと知り、2人の男がそれぞれにアタックするのだが…。

あっと驚く女優は「ミクロの決死圏」「恐竜100万年」「カンサスシティの爆弾娘」などのラクエル・ウエルチだった!

       よく見ると手が…。

元ジゴロの親友の男が、この富豪女性(ラクエル・ウエルチ)の好みなどを教えてくれたが、実はすべてその女性の嫌いなものだった。その親友の男も富豪女性を狙っていたのだった! 

ラクエル・ウエルチは、映画の撮影時は78歳だが、堂々として、大女優然とした佇まいだった。ただし、両腕が義手で、男二人がそれぞれの腕を両側から引っ張り、義手が外れてしまうアクシデントがあるが、受け狙いにしても、やりすぎではないか(笑)。

エンディング・ロールが流れた後、なぜか、チャップリンマリリン・モンローリンカーン大統領などのそっくりさんが登場する。

気楽に見る分にはいいかも。

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