韓国ドラマ「梨泰院(いてうぉん)クラス」の日本版リメイク「六本木クラス」第1話を見たが、オリジナルの”完コピ”に驚いた。韓国ドラマに抵抗のある人でも、日本版には引き込まれるかもしれない。特に痛快な逆転劇に…。
このドラマは、出演俳優の魅力が大きいが、竹内涼真、新木優子、光石研、香川照之、稲森いづみ、早乙女太一など、キャスティングが素晴らしい。オリジナルドラマを通じて、人気をさらった人気インフルエンサー・麻宮葵の平手友梨奈は、初回では、冒頭にわずかに登場しただけだったが、今後のドラマでの大きな関わりに期待がかかる。
パク・ソジュン主演の韓国ドラマ「梨泰院クラス」(2020/Netflix)を原作にして、舞台を東京・六本木に置き換えた「六本木クラス」。
ある事件により絶望の淵に立たされた主人公・宮部新(竹内涼真)が復讐を誓い、巨大権力に立ち向かっていく姿を描いていく。
新が復讐を誓う日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂に扮する香川照之は、「半沢直樹」の大和田常務役で“土下座”演技を日本全国、いな台湾などアジアにまで広めた。
「六本木クラス」は、巨大企業のトップで、その息子・龍河(早乙女太一)を後継者にしようとしているが、龍河が、自身が運転する車で新の父親を車で撥(は)ね、死なせてしまい、車の運転の身代わりを立て隠ぺいしようとしていることが発覚。
音楽も、「梨泰院クラス」で使用されたGAHO「START」の日本語カバー曲が流れたので、あのテンポのいいメロディーにのけぞってしまう(笑)。
初回の時代背景は、2006年で、翌年の2007年に登場するスマホの前のガラケーを新は使っていた。
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく「下剋上」を主軸に、「ラブストーリー」と「青春群像劇」が交錯した“究極のエンターテインメント”ということだが、引き続き見逃せない。
テレビ離れ、ドラマ離れを食い止めることができるか…?
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