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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ノー・タイム・トゥ・ダイ」(原題:No  Time To Die, 2021) を再見。

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ノー・タイム・トゥ・ダイ」(原題:No Time To Die, 2021)を再見した。ド派手なアクション以外に、ボンドの葛藤や内面なども描いている。前作「スペクター」から6年の間隔があったが、次の第26作までに、また数年を要するのか。その時には、こちらが「タイム・トゥ・ダイ」のタイミングかもしれない(笑)。ね、guchさん!?(いや、第30作まで生きるのだ。笑)。

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少し過去の冬、ノルウェー。幼少期のマドレーヌ・スワンは自宅にいたところを「能面の男」(こいつの正体が、後にフレディ、いやサフィンことラミ・マレックとわかる)によって襲撃される。

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男はかつて、マドレーヌの父親で「スペクター」の一員でもあるミスター・ホワイトに、自身の家族を殺害されたという経緯があった。

マドレーヌと同居していた母親は、無抵抗のまま彼によって殺害される。隠れていたマドレーヌは戸棚で拳銃を見つけ、男の不意をついてこれを射殺したかに思われたが、男の身体を家の外に引きずり出している最中に男は息を吹き返したのだ。結氷湖の上を逃げようとしたマドレーヌは足下の氷が割れて水中へ転落。男はなぜかマドレーヌを救い上げる。

5年後、ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ)は00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックス(ジェフリー・ライト)が助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。

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誘拐されたロシア出身の細菌学者ヴァルド・オブルチェフ(デヴィッド・デンシック)の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。

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登場する車では「アストンマーティン・DB5」がすごい。

1964年の「007 ゴールドフィンガー」にアストンマーティン DB5が初登場。この映画で強烈な印象を与えたDB5は、その後007シリーズの「サンダーボール作戦」「ゴールデンアイ」「トゥモロー・ネバー・ダイ」「カジノ・ロワイヤル」「スカイフォール」「スペクター」の6作で起用されてきた”ボンド・カー”。

今回のDB5は、回転式ナンバープレート、防弾シールド、ヘッドライト・マシンガン、オイル散布システム、煙幕発生装置を搭載。

防弾ガラスに何発も銃弾が撃ち込まれるが、銃弾の痕跡が次々に写し込まれるが、ボンドはじっと我慢の子。流石に、助手席のマドレーヌも早く反撃してよと不安顔。

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ボンドが、それでは、とヘッドライト・マシンガンの操作に着手。車自体が回転しながら、周り360度に機関銃の嵐で一網打尽。そして、煙幕を発生させる。

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ちなみに、アストンマーティンが「007に登場したボンドカー」と同じ装備を持つDB5の生産を開始したと発表。回転ナンバーや煙幕、機関銃も装備して25台限定で生産。1台のお値段はなんと3億7000万円!1台あたり4500時間をかけて生産した。

【以下ネタバレ】

ラストシーンでは、孤島には人類を滅ぼす毒薬草が栽培されているので、ミサイルを撃ち込んでくれとMI6に懇願。ボンド自身は、脱出不可能と判断。自身も最後と腹を決める。

ミサイルの着弾まであとわずか。マドレーヌとの最後の会話で「最高のプレゼントをもらった。瞳はブルー」という言葉を残して、散っていった。壮絶なラストだった。これでいいのか、という衝撃のエンディングだった・・・。

■初見の記事:

fpd.hatenablog.com

 

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