スーパーやコンビニといった小売業態の店舗を中心に「セルフレジ」が急速に普及している。導入目的は、会計作業の一部またはすべてを、店舗側ではなく利用客側に任せ人件費を削減すること。
きのう、目黒区内の100均ストア「ダイソー」に立ち寄ったら、会計は「完全セルフレジ」だった。レジのところは完全に無人だったのだ。店内は狭いが、店員の気配は全くなかった。
店の奥に「関係者以外立ち入り禁止」とあったので、店自体が無人ではないはずだが。ごまかしや支払いなしで持ち去り(万引き)防止の監視カメラなどの体制は万全と思うが、時代も変化しているなと思う。
地元のスーパーでは、会計の際に「有人」と「無人」のセルフレジの列があるが、セルフレジの機械には誰も並んでいないのに、有人レジの方は数人が並んでいるという光景をよく見る。
高齢者などは、セルフレジは面倒と思うらしい。多少並んでも、有人&精算レジの方が安心するようだ。
ひところ、DVDレンタル店でも、セルフレジが導入された当初は、バーコードで読み取ったり、DVDケースを機械にかけたり面倒で、有人カウンターを利用していたこともあった。今では、セルフレジにも慣れた(といっても、動画配信を見ることが多くなりレンタル店に行くこともほぼ無くなったが)。
セルフレジといっても「フルセルフレジ」と「セミセルフレジ」の2種類ある。
「フルセルフレジ」は、商品バーコードの読み取りから精算まで、すべての作業を利用客が行うもの。一般的にセルフレジと呼ばれるものはこのタイプだ。
商品や伝票に印字されているバーコードを、レジの読み取りリーダーにかざすと、商品名や金額が読み取られ、すべて集計したところで精算ボタンを押し、支払いをする。支払い方法は、現金のほかクレジットカード、電子マネーなど、種類は豊富。
一方、「セミセルフレジ」は、商品の登録は店員(店舗側)が行い、レジに併設した精算機で利用客が精算を行うというしくみ。使い方やバーコードの読み取りに手間取ることもあるフルセルフレジと比べると客も楽。
ガラケーユーザーが最初はスマホは面倒くさそうと思ってもだんだん慣れていったように(まだフルに慣れていない!セミスマホユーザーなfpd)、そのうちに「フルセルフレジ」にも慣れていくのだろう。
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