「ナイル殺人事件」(原題:Death on the Nile)が2月25日公開される。「ウエスト・サイド・ストーリー」公開延期等により、こちらもその影響で延期されていたが、ようやく公開日が決定。
1978年の映画と2004年のテレビシリーズ「名探偵ポワロ」のエピソードに続く3度目の映像化。主演・監督はケネス・ブラナー、脚本はマイケル・グリーン。
「オリエント急行殺人事件」(2017)の続編となる。
ケネス・ブラナーがエルキュール・ポアロを再演するほか、トム・ベイトマン、アネット・ベニング、ラッセル・ブランド、アリ・ファザル、ドーン・フレンチ、ガル・ガドット、アーミー・ハマーらが出演する。
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■エルキュール・ポワロ:ケネス・ブラナー。トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、彼の眼光はいつになく険しい。明晰な頭脳と鋭い洞察力を持ち、数々の難事件を解決してきたが、ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えることになりそう。
■リネット・リッジウェイ・ドイル:ガル・ガドット。莫大な資産を相続した大富豪の娘。“美しき花嫁”で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。
■サイモン・ドイル:アーミー・ハマー。リネットの夫。
■ジャクリーン・ド・ベルフォール:エマ・マッキー。リネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”。親友に婚約者を奪われ、嫉妬とも妬みともとれる複雑な表情が見られる。真っ先に犯人と疑われてもおかしくないはずだが、ジャクリーンには決定的なアリバイがあった。
■ユーフェミア:アネット・ベニング。名高き画家で、ブークの“過保護な母親”。
■ロザリー・オッタボーン:レティーシャ・ライト。結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー サロメの姪。“敏腕マネージャー”。
■ミセス・バウアーズ: ドーン・フレンチ
■ドクター・ベスナー: ラッセル・ブランド
監督と主演を務めるケネス・ブラナーによると、「ある女性が別の女性の男を奪ったことにより、“宿命”が生まれ、そこから感情の爆発が起こる。つまりドツボにハマったこの三角関係こそが、死を呼ぶ休暇の中心据えられた腐った果実なのです」と語り、本作のミステリーの核について明かしている。
映画「ナイル殺人事件」は、2月25日(金)より全国公開。
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