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映画「ウソツキは結婚のはじまり」(原題:Just Go with It、2011、劇場未公開)を見る。

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ウソツキは結婚のはじまり」(原題:Just Go with It、2011、劇場未公開)を見る。デニス・デューガン監督、 アダム・サンドラージェニファー・アニストン主演。映画サボテンの花(1969)リメイク。日本ではビデオスルー(劇場公開しても話題になりそうにない)となり、2012年1月11日にDVDが発売された。

映画の評価は低く、第32回「ゴールールデンラズベリー賞」では、5部門(最低監督賞最低主演男優賞最低助演男優賞最低助演女優賞最低スクリーンカップル賞)でノミネートされ、うち2部門(最低監督賞、最低主演男優賞)で受賞。

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今から遡(さかのぼ)る事13年前、心臓科医を目指すダニー(アダム・サンドラー)は結婚を控えていた。鼻が大きな家系のダニーを、結婚相手の女性は陰口を叩き、浮気をしていた。

それを知って悲しむダニーは、酒場に行って既婚者だと嘘をつく。妻の非道ぶりをネタに美女と過ごすことができた。

これを機に味をしめたダニーは、心臓科医から美容整形医になることを決心する。鼻を整形して、既婚者ではないのに、結婚指輪をはめて女性達を口説いていた。

医師として有名になったダニーは、助手のキャサリンジェニファー・アニストン)と息がぴったり。キャサリンは離婚していて、娘のマギーと息子のマイケルの二人の子供を持つシングルマザー。

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ある日、二人の子供が病院にやってきた。子供たちは便のことをデブリンと呼んでいた。デブリンはキャサリンが大学時代に嫌っていた友人の名前。

ダニーはパーティーで知り合ったパーマーと結婚したいと思う。うっかり結婚指輪を持っている事が仇になってしまう。

パーマーの職場まで乗り込んで、離婚するから大丈夫だと伝える。パーマーは奥さんと会いたいと言うので、ダニーは咄嗟に妻の名前をデブリンと伝える。

実際には結婚していないが、デブリンが必要になる。ダニーはキャサリンデブリン役を頼む。ゴージャスな妻にするために、高価な服などをキャサリンに買う。

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子供たちはダニーとハワイ行きを約束していたので、パーマーとキャサリン、ダニー、キャサリンの子供立ちとハワイへ。ハワイでは、なんと、本物のデブリン(ニコール・キッドマン)と遭遇することになり・・・。

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ニコール・キッドマンがスタイル抜群で、腰振りダンスは流石だが、ほかはチョイ役でいいところなしの、つまらない役柄を演じている(笑)。マギーとマイケルの二人の子供は、大人びたセリフで笑わせる。

ジェニファー・アニストンニコール・キッドマンがハワイで、フラダンスを競うシーンが見所といったところで軽いタッチのラブコメ映画の最低賞にノミネートされるだけのことはある、見てもなにも残らない映画(笑)。