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映画「オープニング・ナイト・ロング」(原題:Opening Night, 2016)をみる。

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オープニング・ナイト・ロング」(原題:Opening Night, 2016)をみる。

ミュージカル舞台初日を迎えた舞台監督ニックと俳優とスタッフたちをめぐる舞台裏の様子をコメディタッチに描いている。ネットフリックスによるミュージカル映画

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ハーパー・リー劇場のミュージカル初日。舞台監督のニック(トファー・グレイス)は初日の重要さを身に染みて感じていて、絶対成功させたいと願う。しかし、個性的な俳優やスタッフたちは、ニックの気持ちにおかまいなしにわがままをふりまく。

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舞台裏はてんてこまいの状態。最近、舞台女優のクロエ(アロナ・タル)と破局したばかりのニックは、まだクロエのことを引きずっている。そんな中、クロエが他の男と一夜を過ごしたと聞かされる。大事な初日に集中しようと思ってもなかなかできない。

そうこうしている内に舞台が開演。滑り出しは順調だった。しかし、ヒロイン役のブルック(アン・ヘッシュ)が大道具のスタッフのミスによって、脳しんとうを起こしてしまう。舞台に出るのは不可能となり、クロエが急遽抜擢されることになる。

クロエは完璧に歌い上げ拍手喝采が起こる。仲間たちからも賞賛の声があがるのだった。

ブルックは長年舞台女優を続けており、昔の栄光にしがみついている人だという認識が周りからあった。クロエというニュースターが出てきたことにみな喜んでいた。

意識を取り戻したブルックはクロエに語る。「今は若くて楽しいかも知れないが、舞台女優であり続けても、結果私のように心が廃れる」。これを聞いたクロエは舞台の途中だったが、このまま女優を続ける意味はないと感じ、降りることにした。ニックは必死で止めえうが、クロエはニックの過去について語り始めた。実はニックは元ミュージカル俳優だったが、あることをきっかけに舞台俳優に嫌気がさし、今は裏で舞台を支える役目をしている。

クロエはそれを逃げていると感じていた。そんな人に説教されてもクロエの心には響かない。クロエが去ってしまったことに落ち込むニック。俳優やスタッフのわがままに対して、強く当たってしまう。

そして、上演の途中にも関わらず、ニックは舞台に上がり昔のように歌い始めた。最初は観客もなにごとかとシーンとしたが、周りも少しずつニックの気持ちを受け止め始め歌い踊りだす。

その姿を客席の方から見ていたクロエは思わずニックの胸の中へと飛び込んだ。

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ブロードウエイ・ミュージカルの新作の舞台裏ということで期待したが、代役舞台で歌ったクロエの歌が良かったが、ストーリーも構成もイマイチのB級作品。