将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖（王位＝18）が18日、「第92期ヒューリック杯」第2局で、挑戦者の現役最強とされる渡辺明名人（棋王・王将＝37）を171手で破り2連勝。史上最年少防衛と史上最年少九段に「王手」をかけた。第2局は兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われた。
前半は渡辺名人が優勢だったが、中盤戦はじりじりした「神経戦」が繰り広げられた。終盤に強いといわれる藤井二冠。藤井の持ち時間は残り5分。一方の渡辺は残り40分。ここから藤井が最善手を連発し、一気に形勢を逆転させた。現役最強と言われる渡辺が、何度も首をかしげ、扇子をあおぐ。最後は持ち前の終盤力で藤井が大熱戦を制した。
藤井棋聖は、防衛戦で一気に王手をかけた。第3局に「スコアのことは意識せず、同様に向かえたらと思います」。藤井が防衛に成功して18歳11カ月で九段昇段となると、渡辺の21歳7カ月を抜いて史上最年少記録となる。史上初の「10代九段」、最年少タイトル防衛まであと1勝と迫った。
感想戦に臨んだ渡辺明三冠（左）と藤井聡太棋聖だが、渡辺明名人は「やっていくうちに損していった」と105手目が痛恨の対応だったとした。
藤井聡太2冠の午前のおやつはカットフルーツとアイスコーヒー
渡辺名人は淡路島ロールケーキ
藤井は、四段のあたりでは、上位階級の先輩棋士に遠慮してか、上位棋士よりも比較的シンプルで価格も低い食事をオーダーしていた気がするが、二冠となってからは「誰に遠慮がいるものか」かどうかわからないが、ややデラックスな？（笑）食事を注文するようになった？
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「四丁目」の棋聖戦の勝敗予想にも影響がでてきた。
渡辺名人の3勝1敗とした浮遊人さん、猫姫さん、およやんさんは、 渡辺名人が2敗となったため、ここで惜しくも脱落です。藤井聡太が、これから2連敗もしくは3連敗するとは考え難く、俄然有利になったのがモモタロウさん。仮に藤井二冠が3勝0敗でも、最も近いので優勝となります。
