テレビ朝日開局60周年記念作品ドラマ「24 JAPAN」が早くも爆死状態だという。”爆死”=超・超低視聴率ということのようだが、オリジナルの熱狂的なファンからバッシングの声がネットで飛び交っているというのだが。
今月9日に放送された初回視聴率は7.7%と同時間帯でトップを獲得し、幸先のいいスタートだったが、第2話は急降下して5.3%というから関係者は落胆。
オリジナルの米国版ドラマ「24」は、アメリカの架空の連邦機関CTU(テロ対策ユニット)ロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)捜査官がテロリストとの戦いを1話で1時間、計24話で完結する。日本版「24」もこの構成を踏襲。
「契約の関係から本来は日本風にアレンジするべきところも、本家の設定をそのままドラマにはめ込むしかなかった。結果、日本版が出来の悪いチープな作品に仕上がっている」(制作会社関係者)と酷評の声。
しかし、1話・2話を見たが、オリジナルを踏襲しているが、見ごたえはある。出演者はみな「24」の大ファンであるといい、熱量は半端ない。
主演の”和製”バウアーを演じる唐沢寿明は、アクションもこなし、うってつけ。サポート役の栗山千明も堂々とした存在感がある。
唐沢の妻役は演技派・木村多江、日本初の女性総理候補役は仲間由紀恵と”役者”は揃ったという印象。池内博之がオリジナルと比べてもそん色なくなかなかいい。放送時間が11時15分と遅いので、見逃し配信(AbemaTV)で見ることになりそう。