「電車屋なのに、自転車操業」。そう言ってはばからず、自虐ネタを生かした商品開発やユニークな企画で経営危機に立ち向かう千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄(銚電)」が、今度は映画製作に乗り出した。
赤字続きのローカル路線で乗客も少なく、廃線の危機からか、収益向上を目指して製作した映画「電車を止めるな!」。
うん?どこかで聞いたタイトルだ。タイトルの字体もポスターの色も似ているぞ。「カメ止め」からは承諾を得ているという。
「カメラを止めるな!」(=カメ止め!)にあやかったタイトルだが、果たして。
地域と鉄道はまさに表裏一体の関係にある。地域と共に存続すること。それがローカル鉄道の存在意義そのものという地元の鉄道関係者。
映画は銚子電鉄が起死回生策として「心霊電車」の運行を企画したとの設定。実際に心霊現象が発生し、パニックに陥った乗客の様子や鉄道愛をコメディータッチで描くというもの。
二匹目、三匹目のドジョウはいないように思うが・・・。
銚子電鉄の社長は意気込んでいる。