ドラマ「アレンジメント ハリウッドに潜む闇」（第1シーズン）第1話（全10話）を見た。ハリウッドの舞台裏を描いた作品は多い。題材としては興味津々。
このドラマは、セレブ界のベールをはがす作品で、ヤラセ婚や、スキャンダルのねつ造、役者のキャリアを操る謎の団体など、次々と衝撃的な内容が登場する。ドラマの中身は、ライターたちが業界内で体験したり見聞きしたりしてきたことがもとになっているという。
ドラマでは、ハリウッドのプロデューサーや、映画関係者がカフェで雑談していると、美人のウエイトレスがやってくる。仲間内で、このウエイトレスが女優かどうか100ドルをかけていたのだ。
さっそく、一人の男が、ウエイトレスに話しかける。
「どこかで見たことがあるが映画に出ていなかったか？」と。
ウエイトレスは、過去に出演したいくつかのタイトルを挙げる。女優ではないと賭けた男は、それでも納得せず、「（本当に女優だったら）その中のセリフを言ってみろ」と食い下がる。ウエイトレスは、演技を交えてセリフを言ってのける。
そして、ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」（殿堂入り）の星型に名を連ねたばかりの大人気映画スターであるカイル・ウエストの主演映画のオーディションに参加した無名女優のメーガン・モリソン。
カイルと交際し、気に入られ婚約して結婚まで成立したら10億円という結婚契約をオファーされるのだが・・・。
メーガンは契約を受け入れてトップセレブの世界に足を踏み入れるのだが、そんな彼女には、想像をはるかに超えたハリウッドの闇が待ち受けていた…。
カイルと結婚を前提に付き合うにあたって、契約書にサインさせられたメーガン。これは、ハリウッドでは日常茶飯事の光景で、契約書には、相手についてメディアなどでペラペラ話さない（秘密保持)、スキャンダルを起こして相手の評判を落とさない（道徳規範）といった取り決め画含まれている。
「アレンジメント ハリウッドに潜む闇」ではカイルが所属する「ハイヤーマインド」という自己啓発団体が登場し、同団体のリーダーであるテレンス・アンダーソンは、カイルのキャリアに大きな影響を与えられるほどカイルから絶大な信頼を寄せられている。
何やら、ハリウッドでこの団体に近い存在が、トム・クルーズやジョン・トラボルなど多くのセレブが入会している某新興宗教のようだ。
第1話は、女優の卵がオーディションを受けて、トップ女優、セレブになるという予感では「ラ・ラ・ランド」を思い起こさせる展開なのだが・・・。
ハリウッドのあるロサンゼルスで、美人のウエイトレスがいたら、無名女優か女優を目指している女優の卵といえるかもしれない。ややありふれたストーリーになるか、評価は今一つのようだが…。2－3話は挑戦してみたい。完走できるか・・・？
