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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「パグ・アクチュアリー  ダメな私のワンダフルライフ」(原題:PATRICK, 2018)を見た。

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パグアクチュアリー ダメな私のワンダフルライフ」(原題:PATRICK, 2018)を見た。犬好きにはたまらない映画かも知れない。猫も登場する。それも「007」に登場する悪玉スペクターの飼っていた怖そうな猫が(笑)。

それにしても、このタイトル。「ラブ・アクチュアリー」+「B.J.ジョーンズの日記」の第3作「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」からWのパクリ。ハッピーエンドで、90分なので、気楽に見られる映画。

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ロンドンに暮らしている高校教師のサラは、ルックスもスタイルも平凡だった。ある日、彼女の祖母が亡くなり、飼っていたパグ犬のパトリックをサラが相続することになった。サラはこれまで動物を飼ったことがなく、パトリックに振り回されヘトヘトになるが、やがてパトリックが恋のチャンスを招き寄せるといったストーリー。

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舞台は、現代のイギリス。 サラ・フランシスは、自信のない女性。そのため、なにをやっても裏目に出てしまう。その日も、サラは、付き合っている男性に「好きな女ができた」と振られてしまう。自信を持てない原因は、優秀な姉・キャロラインと常に比較されてきたからだ。弁護士のキャロラインは幸福な結婚もしている。

サラの住むアパートには、ペット禁止でありながら、こっそり犬を飼っている老女・セリアがいた。サラはセリアが犬を飼っているのを知っていたが、家主に告げ口はしない。関心がないからだ。

サラの祖母・フローレスは、豪邸で鼻ぺちゃの飼い犬のパグ、パトリックを大事に育てていた。ある日、散歩の途中でフローレスが倒れ、92歳の人生に幕を閉じた。

フローレンスの遺言で、9歳の飼い犬、パトリックは、サラに引き取ってもらいたいとの言葉が残されるのだが・・・。「犬は大嫌いなのに、なぜ私に・・・」ととまどうサラとパグとの”ドタバタ格闘”生活が始まる。

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ブコメの要素はあるにはあるが、抑えられ、メーンはマイペースのパグ犬、パトリック。食べ物に貪欲(笑)。飼い主のサラが仕事で出かけている間に、冷蔵庫をこじ開けて、ハムを取り出し食べようとしたり、パーティで、食べかけのケーキの皿が偶然床に置かれると、それを食べ…といった具合。

亡くなった前の飼い主の老女セリアと違って、新しい飼い主サラには、反抗的な態度を見せたりする。しかし、パトリックと公園で散歩していると、イケメンから声をかけられるのだ。

うん?モテ期到来かと期待することに。ところが獣医という男が初めての食事デートに遅れてくる。その理由がドラマを見ていただったり、話すことが自分のことばかりだったり、食事は割り勘で、だったり、幻滅。その事を相手に告げるのだが、慈善事業に使ってくれと大金を出すところもあるのだ。ドケチというわけではないらしい(笑)。

もうひとり、サラに好意を寄せている男は、サラが勤務を始めた学校の女生徒の父親であることが分かる。離婚の真っ最中で、離婚が成立。サラと交際を始めるというところで映画は終わる。

ペットが不可のアパートを出ることになり新しい棲家が船というのがユニーク。学校の同僚教師の兄が外国にいて、空いているというのだが、サラにとっては大満足の「家」だった。パトリックが、ふとしたことで小舟に乗って流されるシーンでは、寂しそうな表情で大人しくなり、運命や如何にとスリリングになる。

学校のイベントで5キロ・マラソンがあるが、サラは運動音痴を自認しているが、いくらなんでも、あの下手な走りは・・・笑。

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