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★歌手・氷川きよし、「ボヘミアン・ラプソディ」をカバー。

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歌手の氷川きよしが英国の伝説的ロックバンド・クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を日本語カバーし大熱唱している。クイーン側から日本語訳詞で歌う許可をもらい、湯川れい子氏が日本語をつけた。

今月12日、東京国際フォーラムで「氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜Vol.19~」を開催したが、その中で歌っている。ファンからはあまりの変幻自在ぶりに驚きの声が上がっているという。特に従来からの演歌ファンのシニア以上の人たちには?(笑)。

氷川きよしは、初めて洋楽をカバーしたことについて、「大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行ったら感動して、胸に響いて…。2回見に行ってDVD、ブルーレイも買いました」と告白。

特にボーカル、フレディ・マーキュリー(享年45)の半生に感動したと言い「フレディの人生とか華やかな世界で、みんなにチヤホヤされてるけど、人間としては寂しさや孤独を感じられて。フレディの思いをちゃんと感じながら、日本語で伝えたいなと思った」とカバーした理由を明かした。

日本語の訳詞をつけたのは、氷川きよしと交流し、クイーン側ともパイプを持つ音楽評論家で作詞家の湯川れい子氏。

氷川は同曲の中盤にあるオペラ部分も日本語で熱唱。その理由について「大変でしたね…。映像で見たフレディも歌わなくて(ステージから)いなくなっていたんですけど、湯川先生から『逃げずに歌いなさい』と言われて。毎日、呪文のように口ずさんで、なんとか覚えていきました」と苦労を明かした。

「来年43歳になるし、年齢も近くなる。スターの方は短命だし、お会いしたかったな~」としみじみ。「自分の心に、命にしみ込んできた。これから僕も人の心に何を残せるかな。氷川も一生懸命生きてるから、自分も一生懸命頑張って生きていこうと、そんな存在になれたら」と誓った。

デビュー20周イヤーだった一年間を振り返り、「今年が一番いい年で、心の充実がありました。それは『限界突破サバイバー』にしてもSNSの発信も取り上げてくださって、盛り上げてくださった。みんなの愛を感じながら一年を頑張れた」と笑顔を見せた。

恒例の今年の漢字を振られると「私」と回答。「人じゃなく、自分自身でいろんなものを決意する。人のせいにしないで、自分自身の中に原因がある。自分が変われば、周りも変わる」と説明した。

この歌唱力のある氷川のカバー曲も、氷川ファンだけでなく、映画に感動した多くの人にふたたび感動を与えそうだ。

氷川きよしの「ボヘミアン・ラプソディ」がうますぎる! - YouTube