俳優でタレントの梅宮辰夫が亡くなった。81歳。娘はモデル・タレントの梅宮アンナ。愛称は「辰兄(にい)」。
大学在学中に銀座でスカウトされ、1958年(昭和33年)、東映ニューフェース5期生に合格。東映に入社し、翌年映画「少年探偵団 敵は原子潜航挺」シリーズで主演デビュー。当時の岡田茂プロデューサー(のちに東映社長)が「梅宮がいい。ああいう奴が人気が出る」と鶴の一声で、東映東京撮影所(以下、東映東京)の次世代スターとして売り出されることになった。
1960年代半ば以降は東映京都撮影所で「任侠映画」が量産されたため、東映東京の看板スターだった鶴田浩二と高倉健が東映京都に行くことが多くなり、必然的に梅宮が東映東京の看板スターとなった。
代表的な作品は「夜の歌謡シリーズ」「1970年代の「帝王シリーズ」。近年は、飲食事業の経営やバラエティ番組にも進出し、料理の腕前や軽妙なトーク、体を張ったコントや夫婦揃っての共演、”アンナ・パパ”として、家庭の様子がたびたび紹介されていた。
1970年代の「帝王シリーズ」は何本か見たが、なんといっても印象に残るのは、ヤクザ映画の金字塔「仁義なき戦い」など。映画は「明日泣く」(2011)、テレビドラマは「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日、2019)が遺作となった。
ご冥福を祈ります。
「仁義なき戦い 頂上作戦」の予告編を見ながら・・・。
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昨日、ぴくちゃあさんからおいしいお菓子が届いた。
甘党のfpdにぴったりの文明堂のお菓子詰め合わせ。
ぴくちゃあさん、ありがとうございました♪