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映画「42ndストリート」(2019) 松竹ブロードウェイシネマ第3弾。

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松竹ブロードウェイシネマの第3弾「42ndストリート」(2019)をきょう、MOVIXさいたまで見た。一律特別料金3,000円の価値はあった。最大の見所である群舞のタップダンス・シーンは圧巻で、鳥肌が立つほど感動。「コーラスライン」もそうだったが、とくにラストシーンが素晴らしい。

本作は、1933年公開の大ヒット・ミュージカル映画四十二番街」を舞台化した作品。「四十二番街」は、ミュージカル映画として画期的な作品といわれる。競争社会の裏側を描いていて、中でもカレイドスコープ(万華鏡)の様な、群舞のダンサーを絶妙な上の位置から撮影しているシーンは必見。「バークレイ・ショット」と言われる有名な手法。

今回の「42ndストリート」では、撮影には何台もの高性能カメラを使用。ニューヨーク・ブロードウエイの舞台を見ているが、舞台は生の迫力と臨場感があるが、出演者の細かな表情は分からない。映画版は、カメラの接写、様々な角度から映像でアップで見られるメリットがある。

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演出家のジュリアン・マーシュは心も体もボロボロになりながら、新作のミュージカルに取り組んでいた。ところがプレミアの前日、主演女優のドロシー・ブロックがけがをしてしまう。代役には群舞の一人であるペギー・ソイヤーが選ばれる。

  f:id:fpd:20191030220427p:plain ドロシー(左)とべギー

ラインダンスの美脚が素晴らしい。ペギー・ソイヤー役の主演の若手女優は、トランジスター・グラマー(古い!)でチャーミング。ドロシー・ブロック役の女優は、ベテランらしく歌唱力も抜群。

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