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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019)

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ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw、2019)を見た。MOVIXさいたまにて。監督は「デッドプール2」「アトミック・ブロンド」のデヴィッド・リーチ。気晴らし、気分転換に見るには最適。

驚異的なカー・アクションの連発で世界中で人気を誇るアクション・シリーズの第8弾に続くスピンオフ作品。ドウェイン・ジョンソン演じるホブスとジェイソン・ステイサム演じるショウというシリーズきっての人気キャラ2人が手を組み、人類滅亡の危機を救うため、新型ウイルス兵器の奪還に挑む。

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元FBI特別捜査官のホブス(ドウェイン・ジョンソン)と元MI6エージェントのショウ(ジェイソン・ステイサム)に政府から協力要請が入る。MI6のエージェントでショウの妹のハッティ(ヴァネッサ・カービー)は、全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還するが、組織を率いるブリクストン(イドリス・エルバ)に急襲され、ウイルスと共に消息を絶っていた。ホブスとショウはウイルスの回収のため、仕方なく手を組むことになるが…。

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ワイルド・スピード」シリーズは、テレビ放映で1本くらい見ていたが、ド派手なカーアクション映画というイメージだけはあった。「スーパーコンボ」は、想像を超えるアクションの連続だった。ショウの愛車はマクラーレン・720S。これが超かっこいい車だが、この車とスーパーバイクのカーチェイス、レッカー車とヘリの攻防が凄まじい。レッカー車が、フックでヘリを捕らえて上昇を阻止し、罠を仕掛けていた北側の崖へとヘリを誘導しようというのだ。逆にヘリの側は、上昇して、車もろとも釣り上げてしまおうというのだが・・・。

 

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ショウ(ジェイソン・ステイサム)の妹役のヴァネッサ・カービーという女優は、アクションがキレキレで鍛え抜いている。同じ監督作品の「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン並みのアクションだった。ヴァネッサ・カービーの前作は「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)のホワイト・ウィドウという役だった。「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」にも出演していた。クールでタフというイメージだ。

 

ホブス(ドウェイン・ジョンソン)の出身地がサモアで、25年ぶりに協力を求めに帰郷するが、母親が部落一族の主的な存在で、そのパワフルな言動が印象に残る。サモア(正式にはサモア独立国)は、南太平洋(オセアニア)の島国で、イギリスの加盟国。9月に開催される「ラグビー世界大会」にも出場することで知られる。

 

ショウ(ジェイソン・ステイサム)と妹ハッティ(ヴァネッサ・カービー)の母親をヘレン・ミレンが演じている。服役中で、模範囚であり、子供たちを案じている。

エンドロールが終わって、最後にワンカット・シーンがあるので最後まで席を立たないほうがいい。物語は続くようだ。 

☆☆☆ 

(蛇足)

きょう9月1日は、”fpdは何を見るか”のクイズに出題した「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見る予定で、劇場に出向いたが、上映30分前で席は完売(泣)。同じ時間帯の第2候補の「ロケットマン」まで売り切れ。何も見ずには帰れないので、消去法で見たのが「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」だった。夏休み最後の日曜日という日にちがまずかった。ネットで事前に確保しないのかと言われそうだが、普段は余裕で席があるのだ。