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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★「松竹ブロードウェイシネマ」第3弾は「42nd ストリート」(10月公開)。

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ブロードウェイの舞台を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」の第3弾はトニー賞受賞作品42nd ストリート」で、2019年10月18日(金)から東劇で先行限定公開、10月25日(金)よりなんばパークスシネマ(大阪)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)ほか全国で順次限定ロードショーとなる。舞台だと8,000円~10,000円くらいだが、舞台の映画版は3,000円とリーズナブル。
 
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今回は2017年から2019年の初め頃まで「シアター・ロイヤル・ドルリー・レーン」でリバイバル公演された舞台の上映だ。舞台ではS席などハイクラス席を別にすれば一般席では出演者の表情などはわからない(双眼鏡が必要)。映画版は、特別カメラで、上方からのアングルでの撮影等があり、映画ならではのシーンも見られるという。
 
本作品は、1933年に公開された大ヒット・ミュージカル映画四十二番街を舞台化した。名演出家と一人のコーラスガールが新しい舞台を作り上げていくストーリーで、日本では1997年に涼風真世の主演で初演され、その後3度再演している。
 
見どころはなんといっても華やかなレビューシーン
映画では群舞のダンサーたちを上から撮影する「バークレイ・ショット」という手法をとったことが話題となり、その後影響を受けたミュージカル映画が数多くある。
 
舞台では表現できない映画ならではの魅力
今回も撮影に何台もの高性能カメラを使用し、映画館で楽しめる映像に仕上がっている。群舞シーンでは大人数のダンサーたちが、生き生きと迫力たっぷりに踊りあげている。
 
主役のペギーは夢を胸に秘め、新しい世界へ飛び立とうとする。さまざまな困難が立ちはだかる中、希望を胸に笑顔で前進していく姿すがすがしい。華やかなレビューシーンとともにドラマも楽しめる
 
松竹ブロードウェイシネマ 第3弾「42ndストリート」
■日程:2019年10月18日(金)から東劇にて先行限定公開。
10月25日(金)よりなんばパークスシネマ(大阪)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)ほか全国順次限定ロードショー。
■演出・共同脚本:マーク・ブランブル  
■共同脚本:マイケル・スチュワート
■出演:
ペギー・ソイヤー役:クレア・ハルス
ドロシー・ブロック役:ボニー・ラングフォード
ジュリアン・マーシュ役: トム・リスター
ビリー・ローラー役:フィリップ・バートーリ
マギー・ジョーンズ役:ヤスナ・イヴィア
アブナー・ディロン役:ブルース・モンタギュー
■英国/2018/ビスタサイズ/135分/5.1ch  日本語字幕スーパー版
■公式インスタグラム:https://www.instagram.com/shochikucinema/
■配給:松竹
 
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タップダンスとチャールストンの踊りがハイライトのブロードウエイ・ミュージカルを30年前にニューヨーク・ブロードウエイで見る機会があった(↓)。痺れる。
映画版「四十二番街」(1933)も見た。華やかなレビューの世界の裏側を描いていた。
米倉涼子の「シカゴ」、渡辺謙の「王様と私」などもラインナップに加わらないか。
これまでに「ロミオとジュリエット」が公開された。