先日、川口市のSKIPシティという施設の映像関連ホールに、懐かしい”鉄人28号”の大きなフィギュアがあった。下を見たら「鉄骨x8号」と書いてあった。
登場するのは少年といっても、見る方の我々はその年代よりもさらに下の子供だった(小学生)。主人公の少年たちが、刑事や警官と協力して難事件を解決し、悪漢を退治するする姿に、かっこいいヒーローとあこがれを抱いた。風呂敷を背中にかぶり、マスクをつけて”月光仮面”の扮装で田舎の家の裏庭を駆け回った。
大人にも負けない少年探偵のテレビ、漫画、小説での活躍に胸が踊った。少年探偵たちは、拳銃を使い、バイクを走らせ、帽子をかぶりマスクをつけたり(「まぼろし探偵」)、マフラーをなびかせて、犬とともにオートバイを走らせたのだ(「少年ジェット」)。
「まぼろし探偵」の歌詞のように「♫オートバイが空飛べば、事件が起きた時なのさ♫」って、今から思うと現実離れしていたのだが、あと何年かすれば、オートバイが空を飛ぶ時代がくるというようなニュースもあった。「まぼろし探偵」には吉永小百合が出演していた。
50年前には、人類は月にも行ってい るし、ちょいっと月まで行ってくるね、という時代がくるのは確実だ。
昔のアニメは、冠スポンサーで、主題曲の中にも、スポンサーの名前が入っていた。
子供たちにとっては、テレビが娯楽そのものだった。
今は、テレビなど、時計がわりに見るようなもので、パソコンやスマホで動画やYouTubeを見る時代になった。”お茶の間でテレビ”も死語になった。