映像の歴史やしくみを学び、映画のつくり方を体験できる日本で唯一の「体験型映像ミュージアム」ということで、カメラのグリップを握り、ズーム、パンなどを試して見た(写真上)。2メートルほどだが移動用レールが敷かれていて左右に若干の移動も体験。覗くカメラはモノクロだが足元でカラー映像の画面が見られる。
また、アニメのアフレコ体験もデモを見ることができた。
実際に2人で、相手のセリフの後に自分のセリフを入れるアフレコもできる。
映画制作プロセスコーナーでは 、映画制作の過程に沿って、企画、美術、撮影、照明、編集、効果音、アニメ制作などのプロセスを知ることができる。
この映像ミュージアムでは、静止画から動画までの映像の原理・歴史やテレビ・映画の仕組みがわかる。
映画制作プロセスコーナーでは 、映画制作の過程に沿って、企画、美術、撮影、照明、編集、効果音、アニメ制作、アフレコ体験から最新のモーションキャプチャーまで、実際に装置を操作しながら楽しく学ぶことができる。
日本映画を彩った映画監督の写真がズラリ。
戦時下か戦後まもなくの映画で使用したとみられる映画看板や、ミニチュアなどもあった。このほか、3Dプロジェクションマッピングを実際に体験できるコーナーもあった。映像に興味のある人には、興味津々の映像関連ワールドだ。
映画「純情二重奏」は1939年(昭和14年)の日本映画で、高峰三枝子主演。1967年にリメイクされている。「愛染(あいぜん)かつら」は、前篇・後篇(1938年公開された松竹映画。 監督は、野村浩将、主演は、田中絹代、上原謙だった。戦後も何度か再映画化された。
以上は映像ホールで、通常は入場料が500円だが「SKIPシティDシネマ国際映画祭」会期中(7月13日~21日)映画の半券を提示すると、無料で見学できる。
映像ホールとともに、SKIPシティの敷地の一角にある多目的ホールも映画上映の他、イベントが様々あり、面白い。