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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★ドラマ「わたし、定時で帰ります。」(中国人役の江口のりこが抱腹絶倒!)。

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江口のりこの中国人役が面白いと評判だ。
江口のりこといえば、舞台では知られていたというが、テレビ・ドラマでは3年前に放送された「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」(2016年10月 - 12月、日本テレビ)でブレイクした。
 
わたし、定時で帰ります。では主人公・東山結衣(吉高由里子)が行きつけの中華料理店「上海飯店」の店主・王。まさかのカタコトの日本語を話す中国人役だった!その演技派ぶりがおかしく絶妙!(笑)
 
3年くらい前に、高畑淳子ナオミとカナコ雑貨屋の中国人女社長役を演じて話題になったが、江口のりこの場合には、まるで自然で誇張もなく”なり切り”で、態度、言葉使い、ジェスチャーから、ルックスまでも完璧。とくにあのルックスなので(笑)全く違和感がない! 常連客が飲んでいる間は、ヘッドホンで音楽を聴いているのだ。
 
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第7話では、中華料理店酔っぱらって「(結衣のことを)今でも好きですよ」と言った晃太郎(向井理に、絶句する結衣(吉高由里子とフリーズする巧(中丸雄一
 
声もでず、固まっている二人をよそに、晃太郎は突然その場で寝始める…。
その日の帰り道、結衣に突然実家の父から「お母さんが家出した」と連絡が入る――。一方、福永から予算に見合わない新規案件が制作4部に舞い込んできて…。
 
 晃太郎は、酔っ払った時のことを全く覚えていなかったが、なにかおかしなことを言ったと感じて、中華料理店に行き、店主(江口のりこ)に聞くと、「そうだよ。大変だったよ。結衣と恋人の前で、いまでも結衣が好きだと言ったよ」だった。
 
結衣と父親の世代間ギャップも面白かった。
父親は昭和の時代の仕事人間、その娘は、前の会社で残業・残業で大変だったいきさつから、転職した今の会社では、”定時で帰る”を原則にしている。家庭を顧みず、仕事の付き合いだと言って家族に構うことなく過ごし、妻の還暦の誕生日も忘れゴルフへ。妻は置き手紙で、離婚を突きつけるのだが・・・。
 
結衣が父親に思っていることをズバリというシーンは説得力があった。
後で言いすぎた事を謝るのだが、父親も家事一切しなかったことなどを反省し・・・。
 
仕事とは、働き方とは・・・を現代風に問いかけていて、面白い。
 
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次回(第8話)も見逃せない。