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映画「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019)大迫力の【ドルビーシネマ】&【3D字幕版】

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鳴り物入りで登場の【ドルビーシネマ】&【3D字幕版】によるアメコミ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019)を見た。ド迫力に圧倒される!
 
   スパイダーたち(左から:ピーター・パーカー、グウェン・ステイシー、マイルス・ラレス)
過去に何度か登場しては、なかなか主流になれなかった【3D】映画はちょうど10年前の2009年に「アバター」によって、当時話題になり旋風を巻き起こした。
 
その後、一定の3D作品は公開されてきたが、3Dにする必然性があるのかといった作品が3Dになったり、イマイチ普及には至らなかった。
 
今回登場のドルビーシネマは、3Dの映像の奥行き感とともに、革新的な音響システム導入による映画館の環境を変えたことで、観客を映画の中に没入させる迫力があった。
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「ドルビーシステム」で「ボヘミアン・ラプソディ」を見てみたかったが、全席が売り切れだったので、「アリー/スター誕生」の選択もあったが、話題になっていた「スパイダーマン:スパイダーバース」が未見だったので、こちらにした。正解だった。
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スパイダーマン:スパイダーバースは異なる作品で描かれた別々のスパイダーマンが、1作品の中に集結し、誰でも勇気を出して仮面(マスク)を被れば、スパイダーマンになることができ、不可能を可能にすることができるというポジティブな映画だ。
 
世界でおなじみのスパイダーマンであるピーター・パーカーが別時空からやってきた来た中年太りの冴えない男として登場映画の主役はマイルス・ラレスで、ピーター程の知名度いが、列記としたスパイダーマンであることには間違いない。
 
ヒロインはグウェン・ステイシーで、「アメイジングスパイダーマンシリーズではピーターの恋人として知られている。メカ・スーツを操るペニー・パーカー、昔の犯罪映画調のスパイダーマンノワール、ギャグテイストで描かれる子豚のピーター・ポーカー、などが登場。このほか、なぜか、日本人少女も登場する。
 
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物語は主人公ピーター・パーカーの死によって始まる。
下敷きにしているのは古典文学の「大いなる遺産」の墓地からはじまる展開。
 
残されたスパイダーたちは中年版ピーターも含めキワモノ集団。特にヒーローの能力を得たばかりのマイルスは、自分がピーターの代わりになれるのかと苦悩する。
 
アニメ映画だが、ほぼ実写といってもいい背景のディテールの凄さは驚くばかり。「アニメをなめんなよ!」と言ったセリフもあり、アニメ・ファンにはたまらないかも。
 
 作品は本年度アカデミー賞最優秀長編アニメーション賞を受賞した。
この映画と比べてしまうと日本映画のノミネート作品は、受賞は難しいだろう。
☆☆☆