映画「女賭博師」
シリーズの「昇り竜のお銀」や「津軽じょんがら節」などで知られる女優の江波杏子(えなみ・きょうこ)が、先月27日に肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪のため亡くなったことが2日、分かった。76歳だった。所属事務所が公式サイトで明かした。
江波杏子といえば「津軽じょんがら節」(1973)。
故郷津軽を嫌って都会へ出た女、中里イサ子(江波杏子)が、愛人が組の幹部を刺し追われる身となったため、津軽のさびれた漁村に連れ帰る物語だが、荒涼とした津軽の風景と津軽三味線の音色が印象的な映画だった。音楽は、もちろん有名なあの盲目の高橋竹山だ。この映画でキネマ旬報主演女優賞を受賞した。
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江波杏子は10月22日までNHKのラジオドラマの収録をしていたが、26日に体調不良を訴え、都内の病院に緊急入院。回復することなく、27日午後9時過ぎに息を引き取ったという。故人の遺志により、密葬を行い、この日の発表となった。
所属事務所によると「肺気腫は長年患っていたが、日常生活には差し障りなく女優業に励んでいました。11月以降から来年にかけて、いくつかのドラマのオファーも引き受けすべく、私共スタッフとミーティングも重ねていました」と説明。最近も2016年10月~2017年3月に放送されたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」にジャズ喫茶の女主人役で出演するなど活躍を続けていた。
所属事務所は公式サイトのメッセージで「江波杏子は私たちに別れを告げましたが、数々の映画、ドラマの中に生き続けています。皆様のお心の裡、記憶の中にも生き続けてくださることを祈っております」と結んでいる。
所属事務所によると「肺気腫は長年患っていたが、日常生活には差し障りなく女優業に励んでいました。11月以降から来年にかけて、いくつかのドラマのオファーも引き受けすべく、私共スタッフとミーティングも重ねていました」と説明。最近も2016年10月~2017年3月に放送されたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」にジャズ喫茶の女主人役で出演するなど活躍を続けていた。
所属事務所は公式サイトのメッセージで「江波杏子は私たちに別れを告げましたが、数々の映画、ドラマの中に生き続けています。皆様のお心の裡、記憶の中にも生き続けてくださることを祈っております」と結んでいる。
昭和の任侠映画で活躍した女優がまた一人亡くなった。
ご冥福を祈ります。
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