今朝テレビをみていたら、珍しい自販機が紹介されていた。
指輪を自販機で販売!というのが紹介されていた。もっとも宝石店の前に備え付けられている自販機で、まがい物はないと思うが、プロポースの後など急を要する時(深夜など)に駆け込みで購入するのか(笑)。
「プレミアム自販機」では、各種割引券を販売。たとえば、レストランの食事割引券(100円)を買い、それをレストランに持参すると1,650円の料理が1,000円で食べられるなどがあった。クーポンのようなものか。また、ディスカウントショップ、金券ショップで販売されている新幹線の割安乗車券の販売もある。
メニューはマルゲリータ(980円)と4種のチーズピザ(1280円)の2種類。どちらも直径27センチと、なかなか食べごたえのあるサイズ。「味は?」というと、ホカホカで、本格派のピザだという。こんな機械がS県S市の家の近くにあれば、夜中でも自転車を飛ばすのだが(笑)。
「朝5時から、深夜1時まで働く毎日でした。ピザが食べたいなぁと思っても、時間が遅いので宅配も頼めないんですよね。24時間いつでも注文できるといいのに…と思っていたんです」とトラック運転手が導入したという。
ラーメン、おにぎり、傘などの自販機は多いが、ピザはまだ全国で1台という。飲食業の認可なども必要のようだ。
今から56年前で、コカコーラの自販機が第一号(写真)。
この第一号機は、三菱重工と米国のベンド社が共同で開発した「コカ・コーラ」のコンツアーボトル(グラスボトル)用の半自動型のものだったという。
1962年に導入された「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」の自動販売機第1号を、国立科学博物館が「未来に残すべき重要資料・未来技術遺産」に新しく登録。製造から50年以上たつが、まだまだ現役。しかし工場見学に来ていた大学生には使い方がわからしい。お金を入れると、コーラの扉が開き、コーラを手で引き抜くのだ(笑)。今のように自動的に落ちては来ない手動式だった!
今ではなんでも自販機で買える時代になったが、どんなものが販売されているのか。ざっと以下のようなものがあるようだ。
■CD、DVD、アイスクリーム、うどん、おでん缶、おにぎり、おみくじ、おむつ、お守り、かき氷、ガチャガチャ、カップラーメン、カプセル入りおもちゃ、カメラ、キーホルダー、コーヒー、コスチューム、そば、タオル、たこ焼き、タバコ、チューインガム、トイレットペーパー、ナッツ、ハイウェイカード、パン、ハンバーガー、フライドポテト、プリペイドカード、ホットドッグ、らーめん缶、人形、下着、化粧品、花、菓子、回数券、乾電池、牛乳、雑誌、文庫本、傘、紙コップ式、手袋、酒、寿司、焼きそば、証明写真、乗車券、食券、食品、新聞、水、切手、洗車用洗剤、釣り餌、唐揚、納豆、風船、米、防犯、名刺、綿菓子、野菜、卵、冷凍食品、ご当地土産など。
街中のどこにでも見かける自販機。
実は設置台数は減少傾向にあるという。街角にある飲料の自動販売機が次々と姿を消しているという。飲料メーカーが長年続けてきた「台数至上主義」を転換し、採算がとれない屋外の立地から撤退を進めているからだ。
飲料各社は代わりに屋内での設置に力を入れているが、国内の設置台数は減少傾向が続いている。
東京・JR秋葉原駅から徒歩5分。大通りを1本入ったマンションの前の自販機が昨秋に撤去された。周辺の半径100メートルほどのエリアでは、最近2年間でほかに3台が相次いで撤去された。業界関係者は「都内でも屋外の自販機は飽和状態。急速に淘汰が進んでいる」と話す。
日本自動販売システム機械工業会によると、全国の飲料自販機の設置台数は2005年の267万台をピークに減少基調が続く。2016年は247万台で、ピークから20万台減った。飲料各社が新規の設置を絞り込み、不採算の立地で撤去を進める動きが続いている。
コンビニの隣に自販機が置いてあるのを見かけるが、コンビニの方が安い場合もあり、種類も豊富。自販機大国のニッポンもだんだん自販機が少なくなるようだ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。