fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★是枝監督の新作、カトリーヌ・ドヌーヴ主演で始動。</span>





是枝裕和監督の長編15作目となる新作La vérité(仮)原題は「真実」の意、邦題未定2019年公開予定)の製作が決定し、フランスの至宝と呼ばれる世界的大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(74)が主演し、撮影は10月初旬〜12月上旬まで約8週間かけて行われる。

映画には、ジュリエット・ビノシュ(54)、イーサン・ホーク(47)らをキャストに迎え、現地スタッフたちとタッグを組んだ日仏合作となる。

・・・
フランス映画界のスター女優の母(カトリーヌ・ドヌーヴ)と、元女優志望だった脚本家の娘(ジュリエット・ビノシュ)の物語。
 
母の自伝出版を機に、娘がアメリカから夫(イーサン・ホーク)と幼い子どもを連れて帰省する。母と娘の再会は、たちまち対立へ変容する。

さまざまな真実が露わになり、愛と恨みが告白される・・・
母はSF映画に出演することになるが、自伝に自分の名前がないことに傷ついたパーソナルアシスタントが突然辞めてしまい、娘が代わりに撮影現場に付き添うことに・・・

その現場で出会った新進女優(リュディヴィーヌ・サニエ)の姿に、母はかつて親友でライバルだった、今は亡き女優の面影を重ねていくのだった。母と娘は長年に渡ってへだてられてしまった2人の関係を修復できるのか・・・

主な出演者:
■母(カトリーヌ・ドヌーヴ)・・・仏映画界屈指の大女優。そろそろ第一線を退く時期だが、本人は老いを認めたくない。
■娘(ジュリエット・ビノシュ)・・・元女優志望の脚本家。拠点をアメリカに構え、夫と娘をもつ。
■娘の夫(イーサン・ホーク)・・・アメリカで主にテレビ俳優の仕事に就いている。
■女優(リュディヴィーヌ・サニエ)・・・母が出演するSF映画の共演者。
ここ数年、是枝監督の映画を観てきたといい、パリ、カンヌ、東京でも是枝監督と会う機会があったというドヌーヴは「称賛の気持ちを伝えることはできたが、まさか私たちが一緒に映画を作れる日が来るとは想像もしていなかった。一緒に映画を作れる・・・。それもフランスを舞台に!」と驚きのコメントを寄せている

■是枝監督:
ドヌーヴについては「依頼は2年ぐらい前だった。意外と、いろんなところで会っていた。最初は社交辞令的に『いつか、一緒にできたらいいですね』という話が出ることはあったが、具体的なオファーは、この企画が脚本になってからだった」と語る自分にとっては、ドヌーヴはフランス映画のアイコンのような存在が、せっかくフランスで撮影するのなら、と思い切ってオファーをした」という

ドヌーヴとビノシュは脚本の段階から関わっているといい、是枝監督は「同志的な感じ」という。基本的にはフランスのスタッフが中心とな製作する。フランス人俳優の特徴については「ビノシュさんなどは気に入った監督がいると自分から積極的に『一緒にやらないか』とアプローチする。非常にポジティブ。そういった積極性はビノシュさんだけでなくドヌーヴさんにも感じる。現役バリバリという感じが頼もしいと思う」と信頼を寄せる。

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞した映画万引き家族」の興行収入37億円を突破した! 是枝監督の勢いが止まらない。


■是枝監督作品:
幻の光」(1995年)
「DISTANCE」(2001年)
「誰も知らない」(2004年) ☆☆☆☆
花よりもなほ」(2006年)
歩いても 歩いても」(2008年) ☆☆☆☆
「大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-」(2008年) - 2015年
  に再上映
「空気人形」(2009年)☆☆☆
「奇跡」(2011年) ★★
そして父になる」(2013年)☆☆☆
海街diary」(2015年)☆☆☆
海よりもまだ深く」(2016年)☆☆☆
「三度目の殺人」(2017年)☆☆☆
万引き家族(2018年)
La vérité(仮)(真実)」(2019年)

初期の7作品が今年5月にブルーレイ化され発売された。




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。