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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「キートンの探偵学入門」(1924)</span>



キートンの探偵学入門」(原題:SHERLOCK JR.1924)を見た。旧題は「忍術キートン」。”キートンに向かって進路を取れ”が続く。
 
映写技師のキートンが、映写室で映画上映中に居眠りを始める。
映画が途中で止まってしまったり、画面が飛んだりするのかと思ったら、そうではなく、キートン分身が現れ、憧れの銀幕の中に入っていく・・・という展開




爆弾が入ったビリヤードの玉を当ててしまいそうになるシーンなど、ハラハラの場面が多く、ギャグも満載。爆弾が入っているのはのボールだが、なかなか当たりそうで当たらない。
 
・・・


映画の冒頭から唸らされる。
使用人の身のキートンが「探偵学」の本を読んでいると、雇い主が「よぅ、探偵、事件を片付ける前に、ゴミを片付けてくれ」。
 
形だけ、ほうきでゴミを集めるキートン
すると、1ドル札を見付けてポケットへ。そこへ、年配女性がやってきて、
1ドル落ちていなかったか?とゴミをあさる。

キートンは、どんな1ドルの具合だったかを聞く。
しわくちゃ具合などを確認して、1ドルを返すのだ。
すると、今度は別の人がやってきて、1ドルを落としたという。仕方なく、キートンは、自分のポケットにあった2ドルのうちの1枚を渡す。

次に男がやってきて探しものをしているので、1ドルを渡すと、突っ返される。男が探していたのは、札束の大金の入った財布で、発見してさっさと行ってしまう・・・。
 
・・・
スピード感たっぷりの車やバイクや走り。アクションに次ぐアクションの連続。












←↑ポーカーフェースでアクションに体当たり。

CGもない時代の場面のスピード感は今見ても驚き。恋敵から泥棒の汚名を着せられたキートンだったが、最後には誤解が解け・・・。















       映写室                                     上映映画


映画のシーンをちらりと見て、真似をして”実戦”するキートンだったが、最後にオチがあって・・・ラストシーンも粋だった。

☆☆☆


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