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<span itemprop="headline">★訃報:元・広島カープの”鉄人”衣笠祥雄、逝く。71歳。</span>


突然の訃報が飛び込んできて驚いた。
広島で活躍し、2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄が大腸がんのため、死去した。71歳。京都府出身。

衣笠祥雄は、1965年に広島に入団し、1968年から一軍に定着。現役時代は、山本浩二とともに、赤ヘル打線の中軸として活躍し、三振を恐れないフルスイングでファンを沸かせた。独特の、根性むき出しの風貌で、広島東洋カープの黄金時代の立役者の一人だった。

1987年、40歳の時に、米大リーグ、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の持つ2130試合連続試合出場を48年ぶりに塗り替える2131試合連続出場世界新記録(当時)を達成。

連続試合出場記録日本記録・世界2位記録、連続フルイニング出場歴代3位、通算安打数歴代5位、通算本塁打数歴代7位など、数々の記録を打ち立て1987921日に現役引退を表明。
 
その際「可能性を求めて野球を続けてきたが、走、攻、守の三拍子そろった野球ができなくなった。カープは守備のチーム。自分が納得できる守備ができなくなっては、これ以上プレーすることは耐えられない」と、声を詰まらせながら現役との別れを告げた。

引退後は野球解説者として活動。1987年に王貞治氏に次いでプロ野球人目の国民栄誉賞を受賞し、1996年には野球殿堂入りも果たした。背番号3は球団の永久欠番となった。

今月19日の「DeNA・巨人戦」では、試合を中継したBS-TBSで解説を担当したばかり。しかし、声がかすれ、聞き取れない時もあったとして、インターネット上では心配の声が上がっていた。
 
1970年代は、巨人・広島戦などをテレビで見ていたが、衣笠の闘志満々のバッティングは見応えがあった。

2016年に広島が25年ぶりに優勝した時には、古巣の優勝に人一倍喜んでいた衣笠の喜ぶ姿が印象的だった。

ほんの5日ほど前の19日に横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人でTBSの解説を務めたのが公の場に姿を現した最後となった。体調を気遣い「代わりましょうか?」と関係者から打診されたものの、仕事への強い意欲を示したという。

盟友の山本浩二(71):読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に電話で生出演。
訃報に「ビックリしたというか、まだ早いというか…先日の星野(仙一)といい、つらいですね」と1月に亡くなった星野仙一氏(享年70)に続き、盟友を失った悲しみを語っていた。

71歳というあまりにも若い死は突然で驚いた。
まさかと思ったが、残念。

ご冥福をお祈りいたします。


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