きょうの「Google」のトップページには、映画のフイルムを眺める人の姿が・・・。この人物こそソ連の映画監督セルゲイ・エイゼンシュテインで、生誕120年を記念して祝おうというもの。よくみると、フイルムが「GOOGLE」の文字になっている。
11日に50歳で亡くなった。
20歳になると、当時のロシアの軍隊「赤軍」に入隊。
その後22歳でモスクワ(ロシアの都市)に移住。
ある劇場の美術担当として活躍する。翌年、有名な演出家・フセヴォロド・メイエルホリドの元で演劇を学ぶ。メイエルホリドの助手をしながら、映画について勉強しはじめる。
26歳、ついに映画を撮影。
その後も数々の作品を発表。人々に感動を与え続けたが、50歳の若さでモスクワで心臓発作で亡くなった。
もともとはフランス語のmonterは「組み合わせる」の意味で、映画のモンタージュ
(Montage)は、一般にショットとショットを繋ぐことをいう。
モンタージュを映画の文法として理論化したのは、ロシア・フォルマリズムの映画監督たちだった。彼らはもともと無関係な映像を接続することで、別のものを表現することができることに気づいたのだ。今では当たり前のことも当時としては、画期的だったに違いない。
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「戦艦ポチョムキン」の映画を見たことがない人でも「アンタッチャブル」の階段のシーンで乳母車の落ちるシーンが「戦艦ポチョムキン」の「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサの市民を虐殺する場面の映画史上有名なシーン(写真)のオマージュというのも有名。
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