fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★ドラマ「陸王」第6話。これから佳境に。</span>



役所広司主演、池井戸潤原作の連続ドラマ「陸王」(TBS系、日曜午後9時)の第6話が26日に放送され、平均視聴率は16.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。番組最高を記録した5話の16.8%から一歩後退した依然として好調をキープした。
 
資金繰りに苦しむ老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所広司)が、足袋製造の技術を生かしたランニングシューズを開発して世界的なスポーツブランドアトランティスと争う。池井戸原作の連続ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」と同じ「日曜劇場」枠
 
山崎賢人竹内涼真など旬の若手俳優をはじめ、上白石萌音ピエール瀧阿川佐和子檀ふみ寺尾聰ら豪華キャストが出演。


 
第6話では、ニューイヤー駅伝でメンバーに復帰した茂木(竹内涼真が、アトランティス社のシューズではなく、こはぜ屋の「陸王」を選択。レースの序盤、茂木の所属するダイワ食品は3位の好位置に付けるが、4区のエースが失速し、6区の茂木へタスキがつながれる。

同じ区間を走るライバルの毛塚(野岳)と静かに火花を散らす茂木。
声をふり絞って声援を送る宮沢紘一(役所広司)らこはぜ屋のメンバーたち。
茂木は快走で勝利を収めるが、一方でタチバナラッセルとの取引に暗雲が垂れこめる・・・という展開だった。
 
・・・
こはぜ屋のランニング・シューズ「陸王」のカギを握る軽い素材を供給するメーカーにまで、こはぜ屋を押しつぶそうとするアトランティス社の手が伸びる。

ベンチャーの中小企業にとって、アトランティス社の世界ブランドによる大量発注は、こはぜ屋を裏切っても、会社存続のためには苦渋の決断をせざるを得ない。こはぜ屋は、他の素材メーカーを探さなければならなくなる。裏切られた無念がこみ上げ「二度とオタクとは何があっても取引はしない」と言い残し去っていくこはぜ屋の宮沢社長(役所広司)だったが・・・。
 

大企業アトランティス社の日本の責任者を演じる
ピエール瀧は、映画「凶悪」でその悪役ぶりが凄まじかったが「陸王」では、情け容赦ない人物を冷静な中にも凄みを感じさせる演技で見ごたえがある。
 
原作を読んだ時に、敵・味方がはっきりして面白かったが、敵と思われた人物が徐々にこはぜ屋に協力していくさまもおもしろい。ドラマ化の前に、技術を持ちながら会社が倒産した飯山という魅力的な人物は誰かと思っていたら寺尾聰で、いい味を出している。

駅伝のシーンでは、何千人というエキストラを動員し、実際のニューイヤー駅伝さながらの迫力があった。

次回、第7話には、松岡修造も出演する。
今後の展開も見逃せない。
 
  
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。