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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★「書店」で「売る本は1冊だけ」とは・・・。</span>



いろいろなアイディアがあるものだ。
最近知ったことだが、銀座にある「森岡書店」というところでは、販売している本は
1冊だけだという。これを聞いたときに「それで利益が出るのか?」と思った。

森岡書店銀座店」は、2016年度のグッドデザイン賞「グッドデザイン ベスト100」のほか、世界でもっとも権威のあるデザイン賞のひとつ、ドイツの「iFDesign Award 2016」も受賞しているという。

たった5坪のスペースで一冊の本を売る「森岡書店 銀座店」。
1週間で1冊を扱い、そこから派生する作品を共に展示・販売する。
かつては神田の古書街で書店員をしていた店主・森岡督行さんが、銀座で一冊の本を売るワケとは・・・。

「一室一冊」をコンセプトにオープンした同店は、1週間おきに一冊の本を扱い、そこから派生する作品を展示・販売する。


                       店内風景

「本の中身を出したいな、と思っていて、お花の本であれば、お花、古道具がのっている本であれば掲載されている古道具だったり。花屋や古道具屋と、本によってお店が変わるんです。本の著者、編集者の方にも来ていただいて、本の中にお客様をお招きする感覚ですね」と森岡さん。

・・・
1週間ごとに1種類の本を変えていく。1年間を通じて約50冊が紹介されることになる。毎週”新装開店”(リニューアル)ということになる。となると、毎週行かないと・・・というリピーターが増えるだろうということは想像できる。

ネットの時代。こうした情報は、SNSによるクチコミなどで世界に伝播する。
フランスの出版社等も取材に来たという。社員は、本人だけ1人。
5坪といっても銀座では家賃は安くないはず。それでも利益は出ているというから驚きだ。

・・・
20世紀がモノを売ったり買ったりの経済の時代とすれば、21世紀は「価値」の時代という人もいる。モノを管理するマネジャー(管理者)が不要になって、バリュー(価値)クリエーターが必要になるという。アイデアが勝負という時代らしい。

大企業に勤めていても、会社が「地上(ここ)より永遠(とわ)に」永遠に続くなどありえない時代。駆逐艦隊のようだった東○などの大手企業も沈没しそうな世の中。

垂直思考(ロジカル・シンキング:正しさ)→水平思考(クリエイティブ・シンキング:
豊かさ=アイディアの幅・バラエティさ)という時代ということのようだ。

”希少性”が価値を生むのか。
口コミだけで人気のラーメン店が、看板もなく、駐車場に隠れた路地を行かないとわからないとか。”そこしかない”というのは、人をひきつける。寿司屋で、座席が3席しかなく、予約が1年待ち、なんていうのもある(笑)。「私、待つわ♪」ととても1年も待つなんていうことはできない・・・。回転寿司へGo~!だ。


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