これから公開される映画をみると、”これはぜひ”というのがなかなか見当たらない。
半年以上も前から楽しみにしていた「ラ・ラ・ランド」級の映画はないのか(笑)。
■トム・クルーズ主演の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」(原題:MUMMY)。
今月28日から公開されるが、人智を超えた驚愕の世界へと見る者を誘うアクション・アドベンチャーがうたい文句。トム・クルーズ映画史上No.1というのだが、邪悪の王女が生き返るという内容にあまり惹かれない。
■ケヴィン・スペイシーが久しぶりに映画出演している「BABY DRIVER ベイビー・ドライバー」は、若干、興味をそそられる。名前がベイビーで、運転の天才だといい、音楽を聴くことで、事故の後遺症の耳鳴りが消えるという、わかったようなわからないような・・・。カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」だ!との宣伝だが、ますますわけがわからない。
邦画のほうが、充実しているような気もする。
■「三度目の殺人」は、比較的”ハズレ”がない是枝裕和監督の最新作。
役所広司と福山雅治が主演で、脇役も広瀬すず、満島真之介といった若手のほか、市川実日子、斉藤由貴、吉田剛太郎、橋爪功など充実している。「その獣は、にんげんの目をしていました。」というキャッチコピーも意味ありげ。
■「心が叫びたがってるんだ。」は、タイトルで引いてしまう(笑)。この夏、一番泣ける最高の感動作というが、中・高校生向けの失恋青春ムービーのようだ。
◎「BABY DRIVER」「三度目の殺人」は見るとしても、あとは・・・?
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