連ドラが好評だった場合に、1年後くらいにスペシャル版が放送されることがあるが「家売るオンナ」も、スペシャル2時間ドラマとして「帰ってきた家売るオンナ」が今夜放送された。相変わらず、「Go~!」が健在だった!
痛快でありながら、ホロリとさせられるところもある人情味のあるドラマで見やすい。
ワガママ子役には寺田心と同い年の五十嵐陽向がキャスティングされるなど見どこ
ろが多かった。
しかし、そこで目にしたのは、まるで家族水入らずといった風情で海岸に佇む万智と屋代、そして万智の腕に抱かれた赤ん坊の姿だった・・・。
ショックを受ける庭野をよそに、翌日営業課に期間限定バイトとして現れた万智は、早速クセのある客に鮮やかに家を売ってみせる。
バイトを装って信頼できる不動産屋を見極めていたという定男(笑福亭鶴瓶)は、絶縁した娘家族のために同居する家を買ってやり和解したいと語るが、万智は何故か売らないと突っぱねる。怒った定男は、ダメ社員・美加(イモトアヤコ)を使ってある作戦に出るが・・・。
さらに、営業課を訪れた生意気な有名子役と頼りない父親(要潤)に振り回される庭野、極貧シングルマザー(芦名星)のため奔走するチーフの足立(千葉雄大)も巻き込んで、万智が思いついたエキセントリックな解決法とは・・・?
そして、謎に包まれた万智と屋代の関係、赤ん坊出生の秘密とは・・・?
そして、謎に包まれた万智と屋代の関係、赤ん坊出生の秘密とは・・・?
・・・ 2時間スペシャルに、複数の客とテーコー不動産新宿営業所の営業スタッフとのやり取りがおもしろかった。名子役として活躍しているガキの生意気な態度には腹が立ったが、三軒家万智の機転(相撲の相手になる)で、子供は父親が自分の付き人になっていることに反発していることがわかる。普通の小学生になりたかったのだ。
美加(イモトアヤコ)は社内結婚して、同じ事務所で働いているが、夫婦そろってダメダメ社員ぶりを発揮。庭野(工藤阿須加)は、三軒家万智に好意を抱いているが、元課長の屋代(仲村トオル)が、万智に告白すれば自分はきっぱりと仕事に邁進できると、屋代に万智への告白を迫る。
ラストは、屋代が口ごもっていると、万智は「結婚か?」と見通しており、「それは受ける」というのだ。「マジか?」と驚く屋代だったが、万智は「それは家を売るためだ」だった。
サンチ―不動産の地元の広い土地の開発プロジェクトがあり、その不動産を扱うことで、開発元の社長の了解を得ていた。40歳も若い妻(20歳)がいて、その妻が海外旅行したいと、その夫婦の子供を1か月ほど預かっていたのだ。
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