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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★2時間スペシャルドラマ「帰ってきた家売るオンナ」。</span>



連ドラが好評だった場合に、1年後くらいにスペシャル版が放送されることがあるが「家売るオンナ」も、スペシャル2時間ドラマとして「帰ってきた家売るオンナ」が今夜放送された。相変わらず、「Go~!」が健在だった! 

痛快でありながら、ホロリとさせられるところもある人情味のあるドラマで見やすい。
 
今や伝説的不動産屋となった三軒家万智(北川景子)と屋代課長(仲村トオルがテーコー不動産新宿営業所を去って2年。今回も、顧客の抱える家族の問題を解決しながら、家を売って売って売りまくっていた

客1なぞの着ぐるみジジィ(笑福亭鶴瓶
客2ワガママ子役の父(要潤
客3超極貧シングルマザー(芦名星
ワガママ子役には寺田心と同い年の五十嵐陽向がキャスティングされるなど見どこ
が多かった。     


                態度も生意気な”名子役”のガキだが・・・。                  
 

再び売り上げ不振の窮地に立たされたテーコー不動産新宿営業所を救うため、庭野(工藤阿須加)は「サンチー不動産」社長となった万智の元を訪ね、助けを求める。
                                                    しかし、そこで目にしたのは、まるで家族水入らずといった風情で海岸に佇む万智と屋代、そして万智の腕に抱かれた赤ん坊の姿だった・・・

                     赤ん坊は実は・・・。
ショックを受ける庭野をよそに、翌日営業課に期間限定バイトとして現れた万智は、早速クセのある客に鮮やかに家を売ってみせる。
次の日、営業課で着ぐるみに入るバイトをしている怪しい有閑老人・一ノ瀬定男(笑福亭鶴瓶は、現地販売イベントでの万智の営業手腕を見るや着ぐるみを脱ぎ、自分が買うと言い出す。
バイトを装って信頼できる不動産屋を見極めていたという定男笑福亭鶴瓶は、絶縁した娘家族のために同居する家を買ってやり和解したいと語るが、万智は何故か売らないと突っぱねる。怒った定男は、ダメ社員・美加(イモトアヤコを使ってある作戦に出るが・・・
さらに、営業課を訪れた生意気な有名子役頼りない父親(要潤に振り回される庭野、極貧シングルマザー(芦名星のため奔走するチーフの足立(千葉雄大も巻き込んで、万智が思いついたエキセントリックな解決法とは・・・?
そして、謎に包まれた万智と屋代の関係、赤ん坊出生の秘密とは・・・?
・・・                                                  2時間スペシャルに、複数の客とテーコー不動産新宿営業所の営業スタッフとのやり取りがおもしろかった。名子役として活躍しているガキの生意気な態度には腹が立ったが、三軒家万智の機転(相撲の相手になる)で、子供は父親が自分の付き人になっていることに反発していることがわかる。普通の小学生になりたかったのだ。
美加(イモトアヤコ)は社内結婚して、同じ事務所で働いているが、夫婦そろってダメダメ社員ぶりを発揮。庭野(工藤阿須加)は、三軒家万智に好意を抱いているが、元課長の屋代(仲村トオル)が、万智に告白すれば自分はきっぱりと仕事に邁進できると、屋代に万智への告白を迫る。
ラストは、屋代が口ごもっていると、万智は「結婚か?」と見通しており、「それは受ける」というのだ。「マジか?」と驚く屋代だったが、万智は「それは家を売るためだ」だった。
サンチ―不動産の地元の広い土地の開発プロジェクトがあり、その不動産を扱うことで、開発元の社長の了解を得ていた。40歳も若い妻(20歳)がいて、その妻が海外旅行したいと、その夫婦の子供を1か月ほど預かっていたのだ。
三軒家万智の感情のない強い物言いが爽快・痛快。北川景子の代表作になったようだ。エンディングもしゃれていたが、一回だけのスペシャル番組だけでは惜しい気もする。
  
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