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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「タイタンの戦い」(2010) 

 
タイタンの戦い」(原題:Clash of the Titans2010)を見た。
同名の1981年の映画のリメイク作品。特撮による驚異のスペクタクルで映像が圧巻のSFアクション映画だ。映画のタイトルはよく目にしていて初めて見たが、オリジナル作品、続編も見たくなった。
 
ギリシャ神話の世界を映画化し、スペクタクル映画の原点と称えられる名作をサム・ワーシントン主演でリメイク。戦士ペルセウスと魔物との壮大な戦いを驚異の映像で見せる。サム・ワーシントンは、前年公開の「アバター」(2009)で注目を集めたが、一時、ピアース・ブロスナンの後の「007」のボンド役の候補の一人になったこともあるという(結果はダニエル・クレイグが演じることになった)。
 

監督:ルイ・ルテリエ 製作:ベイジル・イヴァニク ケビン・デ・ラ・ノイ 脚本:トラビス・ビーチャム、 フィル・ヘイ、 マット・マンフレディ  ストーリー原案:フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
 
・・・
神と人間が混在する神話の時代。
古代ギリシャでは、繁栄をつくした人間の王国アルゴスで1人の王が始めた神への反乱が、人間対オリンポスの神々の戦争の様相を呈していた。
 

人間たちは慢心し、身勝手な神への敬意を無くし、オリンポスの王者たる万能の神ゼウスの石像を打ち壊した。しかし、ゼウス(リーアム・ニーソン)の兄で冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)は弟をそそのかし、アルゴスを滅ぼして人間たちを罰しようとする。

その昔、ゼウスとアルゴス王妃であったダナエの間にできた不義の子である半神ペルセウスサム・ワーシントンは、育ての親である漁師の一家をハデスに殺され、ゼウスをはじめ神々を恨み人間として戦うことを誓う。
 
人間の心が神々から離れようとしている今、ハデスの力は徐々に増大しゼウスをも脅かすまでになる。ハデスは表向きゼウスに仕える振りをしながら、美女の誉れ高いアルゴスの王女アンドロメダアレクサ・ダヴァロス)を生贄に捧げねば、アルゴスを怪物クラーケンに襲わせると宣言した。
 
                                         王女アンドロメダ
 
しかしその真意は、アルゴス滅亡に乗じてゼウスを倒し、自らが弟の地位に取って代わることだった。

ペルセウスは、アルゴスと人間を滅亡の危機から救うため、なんとかしてクラーケンを倒し、家族を殺した仇であるハデスを葬る決意を固める。
 
しかしそれは、巨大なスコーピオンや、相対する男たちを全て石にして抹殺してしまう魔女メデューサ、そして史上最悪の怪物クラーケンといったモンスターたちとの死闘を意味していた。
 
                                                     巨大さでは圧巻の怪物クラーケン

 


ペルセウスは、陰ながらその安否を気遣う父ゼウスからの贈り物・・・魔物をも切り裂く剣と、翼を持つ天馬ペガサス、赤ん坊の頃から彼を見守り、導いてきた美女イオ、アルゴス兵の仲間たちに助けられ、クラーケンとハデスの陰謀に立ち向かっていく・・・。                                          
 
         ペルセウスサム・ワーシントン、左)と共に戦いに挑む戦士たち
 
命知らずの戦士たちとともに、ペルセウスは危険な旅に出る。
その行く手には、海の底に閉じ込められている巨大な魔物で無敵といわれるクラーケンや、髪の毛が毒蛇でできたメデューサ、1つの目を共有するグライアイ3姉妹、人間の女性の頭を持つ怪鳥ハーピー、巨大なスコーピオンなど、強力な悪魔や恐ろしい獣たちが待ち構えていた。ペルセウスが生き残るためには、神としての力を受け入れ、自分の運命を切り開かなければならない・・・(一部MovieWalker引用)
 
              ペルセウスとイオ(左)
 
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ギリシャ神話に出てくる神々といっても、あまりなじみがないので、ゼウス、ポセイドン、アポロ…と言っても、ある程度の知識がないとわかりにくい。
 
ギリシャ神話においては、オリュンポス山の山頂に住むと伝えられる12柱の神々、すなわち「オリュンポス十二神」を押さえておかないといけないようだ。主神ゼウスをはじめとする男女6柱ずつの神々である。ゼウスは、神々の王であり、天候、特に雷を司る天空神。クロノスとレアの末の子で、ハデスとポセイドンの弟
 
タイタンの戦い」では、ゼウスを演じるのがリーアム・ニーソンで、ハデスをレイフ・ファインズが演じている。リーアム・ニーソンと言えば、近年はアクション俳優のイメージが強いが、一方では、ゼウスのような神々しい役や「沈黙 -サイレンス-」(2016)の宣教師のような歴史劇も似合う。
 
戦いののちにゼウスとその息子であるペルセウスが生き残ったことで、その続編が「タイタンの逆襲」(原題: Wrath of the Titans2012)として、2年後に公開されている。
 
タイタンの戦い」に登場する”魔物”がすさまじい。
巨大なバケモノのようなサソリも驚きだったが、頭だけが人間の女性(毒蛇のメデューサ)で、人魚のように足は大蛇となっている姿は気色悪い(笑)。しかも、メデューサの顔の周りにはちいさなヘビが10匹以上、とぐろを巻いている(上のポスターを見ればわかる!)。「目」のない怪物?3人の魔女などはかわいいほうだ。


この映画のなかで、主人公ペルセウスサム・ワーシントン)はイオ(ジェマ・アータートン) という女性に出会う。このイオは、ペルセウスの出生の秘密からすべてを知っており、物語の語り部の役割を果たしている。一度死んでしまうが、ゼウスの力で生き返り、ペルセウスの前に再び姿を現す。色白の美人で印象に残る。その素顔は写真の通り。ジェマ・アンタートンは「007 慰めの報酬」(原題:Quantum of Solace、2008)のボンド・ガールの一人として、ちょい役で出ていたというが印象は薄かった。
 
SF、特撮などに興味のある人にはたまらない映画かもしれない。気持ち悪いのは苦手という人は難しいかもしれない。
 
制作年:2010年
制作国:アメリ
上映時間:106分
原題: CLASH OF THE TITANS
監督:ルイ・レテリエ
主演:サム・ワーシントン
   リーアム・ニーソン
   レイフ・ファインズ
   ジェマ・アータートン
   マッツ・ミケルセン
   アレクサ・ダヴァロス
 
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