2017年1月期ドラマで一応、初回から第2話まで見てきたドラマは計9本。
そのうち、面白さを相撲番付に例えると、以下の通りとなる(個人の好み)。
★2017年1月期ドラマ番付★ | ||
◎バイプレイヤーズ | 横綱 | ◎東京タラレバ娘 |
○嘘の戦争 | 大関 | ー |
△中年スーパーマン 左江内氏 | 関脇 | ▲A LIFE~愛しき人 |
△就活家族 | 小結 | A LIFE 愛しき人 |
前頭1 | △カルテット | |
カルテット | 前頭2 | |
三匹のおっさん3 | 幕下 | 下剋上受験 |
断然おもしろい「バイプレイヤーズ ~6人の名わき役がシェアハウスで暮らしたら」が今季一番のドラマ。次いで「逃げるは恥だが役に立つ」が回を追うごとに人気が出て話題になったように「東京タラレバ娘」がおもしろい。この2番組が今期の継続一番手。
「嘘の戦争」は、草剛が詐欺師となって復讐するストーリーだが、すでに結末が予想できるものの、出演陣が重厚で見ごたえがあり継続の3番手。
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出演者に魅力がない「三匹」と「下剋上」は、陥落。「カルテット」「就活家族」は微妙。「中年サラリーマン左江内氏」「A LIFE~愛しき人」はしばらく継続。
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「バイプレイヤーズ」は、映画・ドラマの名わき役6人が実名で本人役で登場し、一定期間共同生活をする話で、会話がアドリブのようでもありおもしろい。
第2話では、強面(こわもて)で背も高いエンケンこと遠藤憲一と松重豊が、役柄もかぶるとみられ「共演NG」という噂の記事が週刊誌をにぎわす。これに対する本人たちの対応がおもしろい。本人たちは「仲がいいのにね」と言っているが「火のないところに煙は・・・」などという声もちらほら。疑心暗鬼になったりするところもおかしい。
出演は、やや先輩格で、まとめ役のようなリーダー的存在の大杉漣のほか、ひょうひょうとした味わいの光石研、やくざのあんちゃん風の寺島進、地味だが個性派の田口トモロヲといった面々。この6人が、楽屋落ちのようなセリフをポンポン。そこにゲストの俳優が実名で登場する。
若い金髪イケメン男に「タラ、レバ女」と非難され、仕事も恋愛も空振りしどん底になりもがき苦しむ姿を描いている。自身のふがいなさにいら立ち、額をテーブルに何度も打ち付けるが痛くないのか(笑)。「20歳に戻って、もう一度やり直したい」というのは、アラサー独身女性のホンネか。共演の榮倉奈々、大島優子もこれまでにない味わいがある。
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