2017年は久しぶりにわくわくするドラマが登場する。
■2013年「半沢直樹」(7月期)
■2015年「下町ロケット」(10月期)
■2017年「陸王」(10月期)
人気作家、池井戸潤原作で日本を代表する俳優、役所広司がタッグを組んで「陸王」の撮影がきょう(1日)開催される「ニューイヤー駅伝」(TBSで中継)の撮影からクランクインする。役所広司の連ドラ出演は15年ぶりという。
「陸王」は、足袋(たび)の需要低下で資金繰りなどに苦しむ老舗足袋業者の4代目社長(役所広司)が、苦境を乗り越えるために約20人の従業員と団結し、高い技術力を生かした”裸足感覚”のランニングシューズの開発に乗り出すという感動作品。
「ニューイヤー駅伝」は原作にも描かれていて、大会の臨場感をドラマにも生かしていくという。
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「足袋(たび)」といえば埼玉県行田(ぎょうだ)市。
余談だが、fpdの実家・深谷市とは道路が一本でつながっており、数キロ程度の近くにあり、”行田の足袋”として、子供のころからなじみがある。着物・下駄に足袋という時代は過ぎ去り、足袋の需要が激減していることは、すでに2-30年前から想像していた。
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舞台は創業100年の行田市の零細企業・老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所広司)が、従業員20人とともに新規開発に取り組む姿を描く。乏しい資金力、新規参入企業などによる激しい開発競争にあせつ挫折することもある中、情熱と仲間との信頼関係で、既存の大企業に立ち向かっていく・・・。なにやら「下町ロケット」にも共通するような印象だ。
埼玉県人として、行田にスポットが当てられるのはうれしい。
行田市の工藤市長は「陸王のドラマ化は行田市にとって喜ばしいことで歓迎。市内で撮影が行われる際は全面的に協力したい。1昨年から市では”足袋のまち行田”活性化プロジェクトを推進。今回のドラマ化で弾みがつくと思う」とコメントを発表(埼玉新聞)。
池井戸小説には、かならず「敵」が登場する。
今回は世界的シューズ企業。「弱小足袋屋なんかぶっ潰せ!」という大企業のおごりにいかに立ち向かうのか。
PV映像一部
「陸王」が、今秋には”半沢”級の社会現象を巻き起こすか注目したい。
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